徒然なる絵日記。
絵日記。
浄化作用。
お久しぶりです。生きてまs(ry(もはやデフォのご挨拶)
秋の訪れをひしひしと感じるこの頃。
今年の夏も、色んな意味で「人生の灯火」を咲かせ切った実感があります。
あとはハロウィンですね!夏の終わりの最後のお祭り、またひと花咲かせたいものです。
ではでは最近の創作のご報告。
―――ぶくぶく。
深淵まで沈んで そうして跡形も無く溶けてしまえ。
【Re!:六道骸】
*
まるで誰かを呼ぶ様に 密やかに奏でる 音 。
【創作: 森の鎮魂歌 】
*
去り逝く夏の日々。
さやうなら。
【創作: 夏惜しむ 】
*
―――揺られて、眩んで、震える。
ひかりのおと に。
【創作: ひかりのおと 】
最近「水」モチーフが続いていますが、もうしばらく続きそうです。
色んな表情の「水」を描いてみたいですね、はい。
夏が終わる、ということはとても淋しくて遣る瀬無い気分になってしまいます。
そんな時は、いつも水の入った絵が描きたくなります。浄化作用を求めてるんでしょうかね。
夏の終わりには、どこかの岐路に立つような局面がよく訪れます。今年もその例には漏れないようで、色んな人と自分がこれまで生きてきた痕跡を含めて深く話し合うことが多くなりました。
私の痕跡は、思いのほか「誰か」の中に刻まれていて、それが予想外に大きく育っていることを最近知り、とても嬉しく思います。
一方で、「生き甲斐」「やりがい」とは何ぞやという究極的な根源について、自分はちゃんと胸を張って言えるのだろうかと隣の芝生を眺める己の姿に気付きもして、我ながら馬鹿だなぁ、と思います。
そして、今日も思います。
「 創らねば 」
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夏の映画。
こんばんは、珍しく前回から間を置かずに更新です(ФωФ )
夏は活発になる、という空木のセオリーは今年も例外なさそうです(うふ☆)
夏が!!!大好き!!!です!!!!!!!
今年は、初夏に奈良の矢田寺、滝谷花しょうぶ園へ紫陽花と菖蒲を撮りに。
7月は京都宇治の三室戸寺、それから大阪の長居公園へ蓮を撮りに行きました。
更に、8月頭には相棒と城崎温泉へ一泊してきました。
向日葵、城之崎の町、玄武洞…懐かしい昭和の香りにどっぷり浸かって来ました。
全部写真blogにアップしています~。
そして、先日、「風立ちぬ」という映画も観て来ました。
レイトショーに駆け込みましたふははは。
本当に素敵な映画でしたよ。
「個人的な感情」を強く押し出さない描かれ方だったせいか、色々考えさせられる内容でした。
感想は下に畳んでおきます!あ、ネタバレしまくってますので、要注意!
結構色々ずけずけ言ってますので、そういうものがあまり見たくないヒトは回れ右~。
夏といえば、金魚!
<<< nishihoさんとの合作 >>>
昨夜、お友達のnishihoさんと突発絵茶してきたー!(*´∀`*)
テーマは 金魚 と 即興キャラ !
ふたりともらくがきしたいねーっていう気分だったことから、「よし、描いちゃいますか!?」となりまして!
左の赤い子は私が、右の艶やかな青い子はnishihoさんが描きました!大体2時間くらい、だったかな?
すんごく楽しかったあぁぁぁぁ!///
左:空木 右:nishiho
どうよ…nishihoさんの絵、もう色彩も造形も美しいだろう…!?
もうほんとnishihoさんの描かれる女の子が凄絶に妖しく色っぽいものだから、画面前で悶絶してましたとも…!
和風乙女美味しい…美味しい…ガッデム!←
私ね、私ね、ほんとうにnishihoさんは「色彩の魔術師」だと思うのです。
毎度、鮮やかな色彩なのに、どこか灰冥さを秘めた絶妙な色合いを生み出しておられて…!
今回、隣でどんどん色彩が膨れ上がる様を眺めるのはもう胸が高鳴りましたよ…!
全体的に美しい蒼碧中心にまとめられていて、特に最後に点睛された瞳の虹彩にのっくあうとされましたわ…(ばたり///
うああああ瞳の色が凄く綺麗ぃぃぃ…!!!!
ちなみに私の方は赤を中心にまとめてみたんですが、ついつい狐面を追加しちゃいましてwww
でへへ狐面らぶ!!!
…と思ったら、nishihoさんも合わせてくれた!!!(^///^)
あと、私のほうもnishihoさん側の浴衣の溶け具合や色彩の変化に合うように、こちらの赤い子の浴衣に手を加えたりと。
いえ、凄く綺麗だなぁと思いましたの。nishihoさんが加えていた浴衣や髪の透明感や溶け具合が。
最初はうちの子、もっと線がバッキリしてたんですが、是非とももっとnishihoさんの浮遊めいた空気に添わせたい!と思って浴衣やら髪やらを滲ませてましたwwwなかなかまとまりが出たんじゃないかな、…た、たぶん!(笑)
絵茶の楽しさってこれですよね~相手の描く絵に合わせてどんどん絵を成長させていくの。
特に要素やなんやかんやを「合わせられた!合わせてくれた!」っていう疎通がすんげぇ嬉しいwwww
完全に即興な合作でしたが、満足!!!//////
本当に何の打ち合わせもなく、お互い即興キャラで描き出したのに、図らずも対照的な女の子が産まれてくれて画面的にも華やかになったなぁと///ムフフ
最後はふたりで一斉に背景(金魚)を描き込んだんですが、これがまたハイスピードだったwww10分も経ってなかったんじゃなかろーかwww(それだけ時間が時間だったのですようふふふふ二人とも翌日仕事だっちゅうの…!(^q^)アッー)←
もうもう久々の絵茶、すんごく楽しかったぁぁぁぁ!
あと夜も遅かったのに、私がムリ言って「すいません!もうちょっとやらせていいですか!」と頼み込んで、それに快く付き合ってくださったnishihoさんの優しさに全私が泣いた…!!!
あああありがとうありがとうううう!ふおおおん///
ほんとに楽しい日曜日でしたドゥフフ!!!!///
nishihoさん、また絵茶しましょうね!!!!!
(追伸…に見せかけたアピール←)
次回は是非とも尼3トリオでやりたいwwwww
もう春の兆しは見えてきていますね。
こんばんはお久しぶりのブログ更新です。
気付けばもう2013年です。あっという間ですね!早いですね!
遅くなりましたが、昨年はたくさんの方々に見守って頂けて本当にありがとうございました。
今年も何卒よろしくお願い致します。
空木は相変わらず元気にあちこち渡り歩いております~。
絵もペースは昔と比べて遅々としてはいますが、その分じっくり一枚の絵と向かい合うことが増えたかな、と思います。
でも時に、感情のままにダダダッと連弾したくなる時もありますが(笑)
でも無理はしても無茶はしないよう、絵や文章、記録に打ち込みたいです。
やっぱり私の創作は何よりも「残したい」という情動が基盤になっているな、とそう思います。
さてさて。
最近はまたも色んな作品を追っかけています。
私的にはかなり新境地ともいえる分野にハマっております(笑)
昨年12月に公開された「レ・ミゼラブル」という映画に激ハマりしました。
視覚的にも聴覚的にも演出面にもその物語自体にもとことん惹かれまして。
役者さんたちの表情による演技には本当に呑まれました。
あれだけ表情と声、仕草で心の機微を映し出せるのって本当に凄い。
全体的に、歌声で構成されていて、それに込められた感情で物語が形になっていて、更に映像での語りかけも強烈に迫ってきてて。
歌声で泣いたのって本当に久しぶりでした。
〔以下はレミゼ感想です:ついったとかで呟いたものを集めてもいるので、語調がまちまちです;〕
うまくまとめられないのだけど、とにかく断片の感想だけでもつらつらと。
実はレミゼ映画、2度観に行きました///そんくらいもう一度スクリーンで観たい、と思った映画なのでした。
●ファンテーヌの「夢破れて」。最初は歌に呑まれて気付かなかったけど、終始激しい苦痛と深い悲愴に崩れた涙の表情だったのが、「夢破れて」の最後のフレーズですべての感情が削げ落ちた無表情の空虚さにぞっとした。「夢はもう還らない」というフレーズでこの表情って凄いな、と。歌声もとても壮絶で、この時点で泣きそうになったもの…。
●お姫様を夢見る子ども時代のコゼットが凄く可愛らしい。守ってあげなきゃ、って庇護欲を誘うような、か弱い少女で、バルジャンに抱きかかえられた時の嬉しそうな表情にほっとしたりで。バルジャンの「今日から私が君のパパであり、ママだよ」という言葉に、コゼットが嬉しそうに「ママになってくれるの?」とにっこりしたシーンが凄く…好きです…。
●成長後のコゼット。本当に綺麗。身につけてる衣装も本当にお姫様そのもので、コゼット自身も心根が真っ直ぐで綺麗になっていて…。あのお姫様のようなコゼットを見た瞬間、ああバルジャンに本当に大事に大事に慈しまれて育ったんだなあ、となんか泣きたくなったよ。幼少の頃の孤独な少女の面影がすっかり掻き消えてる。コゼットの歌声も凄く透ってて綺麗だった。
●演出面でごくりとなったのが、眠るマリウスがコゼットの想い人だと知ったバルジャンが「この若者を救ってくれ、代わりに私を死なせてくれ」と一人歌うシーン。あそこ、市民街の建物にペイントされた「大きな眼」がちょうど一人切なく叫ぶバルジャンを見つめているようなアングルになってて。あれは「神様の目」を象徴してるんだろうか、と感じた。あと、革命軍の全員が眠っているなか、バルジャンだけが動き叫び歌うシーンも静と動が際立っていて、バルジャンの感情がより強く感じられてぶわっとくる。
バルジャン、まじ愛情深いパパすぎて泣けるだろ…娘を攫ってゆくどこぞの馬の骨に対してこれだぜ…!!!(←
●ジャベール。この方はもう本当に凄く気になる存在です。印象に残ってるのはジャベールの歩行シーン。綱渡りのような歩き方、あれ自体がジャベールの信念・正義を象徴してるようで。ジャベールのストイックなまでの信念は、そもそもそこらの人間が目指すにはとても危うい領域で難儀な生き方そのものであり。それはまさに高い橋を渡る様で。ジャベールの凄いところは、揺ぎ無くそれを実践し、心の底からそういう風に己は生きるのだと疑わない強固な信念であること。その迷いの無さは冒頭の綺麗な力強い歩行シーンに現れてるんじゃないかなーと。だけど、バルジャンと対峙して己の信ずるもの、守るべきものが崩壊したその瞬間から、それまで力強く歩んでいたジャベールの足並みは鈍くなり。とうとう正義に生きる道―「橋」から落ちた。最期もどこまでも透徹した彼自身をそのまま顕した様な在り方で見事だと震えたし、救いの形という意味でも、彼だけは究極的に救われていないという…むしろ、ジャベ自身があの瞬間、自ら信じていた神様の手を放した、んですよね。
最後のバルジャンとの対峙は、ある意味ジャベールはバルジャンを見てはいなかったんじゃないかなと。あの時ジャベールが対峙していたものはひたすら己自身の楔。そしてその楔が崩れたと知った彼は、救いも、必ず訪れる”明日”も手放して、かつて己が信じ、生きた高みの信念から落ちた...そういう風に解釈しました。
作中で唯一救われていないジャベールはとても気になる存在です。
●マリウス。自分でも思うんだけど、こんだけレミゼ熱上がってるのに、マリウスへの関心の無さはどういうことなの…いや…革命軍の跡地で哀しみを歌うマリウスにはグッときたんだぜ?きたんだけど…切り替えも早いよなwww丈の問題もあんだろうけどあっさり愛に生きやがって← なんだろー…いい意味でも悪い意味でもお坊ちゃんな感じだよね(・ω・ )にしてもバルジャンの告白で、完全に頭の中コゼットとの結婚でいっぱいになってるのが見て取れて思わず「お前な…お前な…!!!」って思ったよね!←
ていうか、エポニーヌに対してのニブチンっぷりにちょっと恨み節ぶつけたいとこもあったりするね!マリウスこのやろう(゜▽゜#)←すみませんすみません、エポニーヌ贔屓なのでちょっとね…ちょっと…冷静になれない…www
でもどんな時も凄く純粋に向かっていく彼の姿は愛しくもあります。革命軍の跡地で歌うマリウスの涙は本当にグッときましたもの。あそこのシーンで回想シーンまで入られたら多分たまらんね…。
●エポニーヌはまじ聖女…聖女だよあれは…ウッ…「♪私は独り……」と雨の中歌うエポニーヌたまらん…。
マリウスに恋愛相談を頼まれた挙句感謝された時の、哀しげながらも嬉しそうなエポニーヌの表情が凄く切なくて切なくて。あれは健気すぎるでしょう…!
恋敵の家がバレそうになった時も、「ここにはただの貧乏なじーさんとその娘がいるだけよ、何もありゃあしないわ」と庇ったエポニーヌ、健気すぎてちょっともう…ウルウルしてたわよ…。
なんなのなんであんなに清らかなの……ガクガク((((ΩωΩ))))
最後の「ただそばにいて」と幸せそうに逝く様もひたすらに綺麗でした。
●そうそう、酒屋の夫婦も好きなんです…!下町で繰り広げられる世の甘さと酸いを軽妙に陽気に歌い上げていく様がたまらんかった!そういやエポニーヌもガブローシュもあの宿屋夫婦の子どもだったっけ…思えば二人の子ども亡くしてるのかあ…。それすらも忘れるほどブレがなかったなあ。
●あと、革命軍の党首アンジョルラスとグランの旗を掲げた死に様も、少年本当にかっこよかった…!!!あの「赤と黒」の歌は凄く耳に残りますね。アンジョルラスの「赤と黒」とマリウスの「赤と黒」が応酬される流れが全体的に凄く好きです。
●少年ガヴローシュ!!!もうもうかっこよすぎるでしょうこの子!!!冒頭の登場シーンからもう釘付けでした。馬車に乗り込んで悠々と自由を歌う様は少年ながら力強くて大きく見えました。その後の展開でも、この子はひたすらストイックに信じるものを迷わず選び取って生きていました。少年なのに凄くかっこよかった。カリスマ性あるなあこの子…。革命軍もぐいぐい引っ張ってましたよね、見事に。絶望的な戦局の中、アンジョルラスが「死にたくない奴は抜けて構わない。さあ選べ」と面々に決断を迫って、迷いが見える革命軍に先立って「赤と黒」を歌いだしたガヴローシュには痺れました。最期の歌はもうたまらんかったですね…「♪チビ犬でも闘えるぞ捕まえてみせろ食いついてやるさ」(ちょっとうろ覚え…!)という歌が本当たまらん…!!!
●あと、ガヴローシュの遺体にそっと勲章を捧げたジャベールの姿にも感動しました。あれは本当に美しいシーンだと。その真意はまだ定まってはいないんですけど、ガヴローシュの信じるものに向かって突き進む真っ直ぐさはジャベール自身にも通じるところがあり、少年ながら己の正義を抱え、必死で守ろうとし、そして果てた彼に何か感ずるものがあったのかなあ、と…。
ジャベール自身の変革は勿論バルジャンが発端ですが、革命という歴史事件を通しても影響を強く受けつつあったんだろうなあ、と。そのひとつに、ガヴローシュの死もあるんじゃないかと。ジャベールが究極に問うていたものは「善悪」であり、様々な「正義」を目の当たりにし、ジャベールの中にある”神様”のすがたが変革されていく、という。
兎に角あのシーンは色んな意味で映画内で一番好きなシーンなのかもしれません。
レミゼは人物のひとりひとりの生き方が濃密に描かれてみんな愛しくなります。
〔レミゼ感想 終〕
う、うおおおおお…長…長いにもほどがあるよ空木さん!!!!!( ̄□ ̄;)
しっかし、レミゼ、凄いなと思います。
これだけ歌が達者な役者さんが集まったものだと…。
ヒューさんのバルジャンは本当に見事で。正直、ヒューさんはジャベールじゃないのかって最初は思ってた。でも実際映画を観てみたら…あれはもうヒューさん以外のバルジャンはない!と思いましたです。もうヒューさんのパパっぷりにはきゅんきゅんした///小さなコゼットを抱きかかえてふんわり笑うヒューバルジャンったら…!!!///
そして、ラッセルさんのジャベールもマジ好演ものでした。ラッセルさんのジャベール好きだなぁ…!//////正義を信じるキラキラな無邪気さと、悪を赦さない冷徹で頑固な信念と、最後の苦悩の演技…すごく…好きです…///
そういえば、エポニーヌ役の女優さん、実際レミゼ舞台の経験者らしいですね…!!!
あと、パンフに子役があまり取り上げられてなかったけど、凄く気になるのがガヴローシュ役をやった子役…!!演技凄いと思いましたですよ…!(」;゜д゜)」他の映画にも出た時は是非観てみたいなと思う役者さんでした。
だから空木さん、いい加減このへんにしておこうね(←
気付けばもうこんな時間ですか…!!!ヒィ!!!!
そんなわけで、「レ・ミゼラブル」映画にハマりまして…///
DVDはよ…はよ…←まだ上映中です!!!!!
そして、更に新境地…2月9日にミュージカル「シラノ」を観に行きました。
ミュージカルというのがもう私的には初めてといっていいくらいの経験でして…!!!
主演の鹿賀丈史さんは元々気になっている役者さんでして、大阪で公演をするということで、お友達に誘われてこの機にと乗っかったのでした。
実際、私にミュージカルという舞台を楽しめるだろうか、ってちょっと不安はあったんです(笑)
だ・け・ど!!!!!!!!
開始5分でもう舞台に釘付けでしたね…!!!!
舞台で繰り広げられる役者さんたちの圧倒的な世界が凄く間近に迫ってきていて、ずっと眼が離せませんでした。
幸い、席の位置も凄く良かったんですね、3階の2列目!!!!おかげで役者さんの表情も見やすかったです。
そしてやっぱり生歌は圧巻でした。耳の洗濯が出来た気分というかなんというか…。
パンフに載っていた歌の部分と、前情報で知っていた歌が入った時はテンション上がりましたし、気持ちもシンクロできましたね…!!!!(あ!ただねー、…よりにもよってパンフ掲載の「俺の鼻」が歌われている絶好のシーンに、遅刻してきた客が目の前横切ってきたんですよね。あれは…正直かなりイラッとしました。しかも私の隣の席…気になってはいたんですよ、開演になっても空白のままでしたからね。嫌な予感はしてましたが、よりにもよってこの!歌の!シーンで!!!!体調崩したとか以外で遅刻ダメ絶対。マナーサイトで自分も気をつけなきゃーって思ってたんだけど、実際自分がやられると本当に頂けない出来事でした(´・ω・`)耳だけで聴けるお客だけじゃないんだし、ましてや舞台は映画と違って、CDにでもならない限り2度も3度も見れるもんじゃない。くううう、思い出すとあれは本当に!無いわ~!(`д´#))
ちなみに「シラノ」のストーリーについては公式サイト(http://www.tohostage.com/cyrano/index.html)にて。
もう公式サイトのあらすじ見るだけでもときめく物語ですよね…!!!///
〔以下はミュージカル「シラノ」感想。〕
全体的に溢れる純粋な愛情と、哀愁漂う物語に鷲掴みにされました。
それを肉付けする役者さんたちの歌声や演技、表情、舞台も見事なもので、違う世界を見てるようでした。
ミュージカルって本当に凄いなあ。劇場を物語の世界に変えてくれるんだものなあ。
●「シラノ」って終始シリアスな舞台なのかなって思っていたんだけど、予想外にコミカルでついつい笑ってしまったり(これは凄く意外だった・笑)冒頭のシーンで決闘があったりしたんだけど、相手のやられっぷりが凄まじくてもう最後には笑ってたwwwwあと、リニエールかな?あの人の酔っ払いぶり好きだわー///軽快な酒場というか、そういう雰囲気をばっと作り上げてくれた感じ。
●冒頭で好きな場面はやっぱりシラノの「俺の鼻」だなあ。具体的に歌詞が頭に入っていたこともあって、声に篭もる響きに集中できたのですが。とにもかくこの歌が私的にツボでして(笑)コンプレックスとそれを力に変えんとする矜持、力強さがもうたまらんです。シラノの少し震えつつだんだん力強くなっていく声にグッときた。(勿論音に関しては本当に自信がないのだけれど、そういう風に感じたのでした)あの歌は、自分にも通じるところがあって、更に肉声が加わってすごく力づけられました。
●そうだ、これ忘れちゃならん。ちょっとシラノに手の甲キスされたそこのメイドさん!!!!!
そこ代われし!!!!!!!!(これは一緒に観ていた友達とシンクロした)
かっこよすぎるやろ…とことん紳士的に振舞ってたシラノお兄様…←
●あとはやっぱりシラノのロクサーヌへの秘めた恋心っぷりにはニヤニヤせずにはいられませんでしたね、冒頭のうちは…!!!(*´д`)ロクサーヌもかわうい。お兄様、と慕ってる様に「お、これいけるんじゃね??シラノがんば!!!」とかストーリー知ってるはずの私まで期待しちゃったりしたんだぜ…だってあんなにくっついててさ…。
でも一方で「あなたはまだ私のお兄様?」と問われてたようですね…この時点でフラグクラッシャーwwwww
●あと、ラグノーの店で繰り広げられる歌はどの場面もすごく良かった!!!こちらまで体が動いてしまうような、軽快で楽しげな音の波に思わずほっこり(*´∀`*)クッキーやパンぶんぶん振り回してるメイドさんたちも楽しそうwww
何より、シラノ舞台を通して終始盛り上げてくれたのは、ラグノー!!!彼好きだー!!!!!//////
●シラノの恋敵、クリスチャン。この人まじでキラキラして見えました(笑)あのブロンドは舞台上でもすんごい目立ってました(笑)さすが王子様的役wwww
このクリスチャンなんですが、私、正直あらすじだけを読んだ限り、恋敵だけあって鼻持ちならないキャラクターなのかなーとか思ってたんですよ、シラノは主役だし。ところが、実際舞台が始まってみると…なんか、なんかねえ、凄く憎めない人でした(笑)なんか可愛いんですよね…ホントに弟みたいな感じなんですよ、シラノと並ぶと。
ロクサーヌとの逢瀬の時もえっらく動揺してて、しまいにはシラノにしがみついて助けを求めてたりしててさ(笑)
シラノも弟のようになんだかんだクリスチャンを赦してあげたり、フォローしてあげたりで…思わず私まで「シラノ兄ちゃ~ん!!!」って飛びつきたくなるくらいの可愛らしい兄弟っぷりで。
これで恋敵…シラノお兄様マジお兄様…。
(あ、でも後で友達に補完してもらったところ、実際冒頭でのクリスチャンの奔放ぶりはかなり無礼だったようですねwwwwその内容を聞いてこれはイラッ☆と来ると思ったwwww)
●シラノとクリスチャンコンビも好きだなぁ(*´∀`*)2人で「完璧な恋人」を歌ってるシーンが凄く好きでな///
あそこもう笑ってしまうwwww(クリスチャンのパートがもう…ちゃんと自分のことわかってるっていうか、ある意味潔い人だなぁと(笑))そしてこの歌で語られるまじシラノの天才っぷり、パネェ…。ほんとにイイ男ですよねシラノ…。
教養も叡智も愛嬌も度胸もある―けれど容姿が足りない男、そして何も持たないけれど誰よりも美しい容姿を持つ男……そんなふたりが揃って初めてロクサーヌの「完璧な恋人」に成れるという、そんな男たちの決心が歌われるのですね、このシーンでは。
本当にロクサーヌのことを愛してるんだなあと、ほんとこのふたりの男の奮闘がかわいらしくてなんとも愛しくなりました。ここで初めてこんなに愛されるロクサーヌが羨ましいと思い始めました(笑)
●ロクサーヌ。本当に綺麗な歌声でした…!!!透明感があるというか。
愛される姫君にはぴったりの、歌声だなあと。凄く可愛らしくて、ところどころ強かな面もかいま見える、叙情豊かな女性だなぁ、と。彼女にメロメロになるのも納得の愛らしさでした~♪
正直途中から「気付いてあげて…!気付いてあげて…!!!違うのよ、でもクリスチャンの愛情もまた真摯ではあるし…あああああ」とかもう何度も念飛ばしたことか…ブワッ(ΩωΩ )
●ロクサーヌとクリスチャン・シラノのバルコニーシーンはとても綺麗でした。あれはジャスミン、かな?白い花びらがふわりふわりと舞う中、愛を囁き合う恋人とバルコニー下で恋敵の代わりに愛の歌を捧げるシラノが本当に切なくて切なくて。あのシーン凄く切なくて胸が苦しくなるけれど、好きです。
もうあのシーンでシラノお兄様にオチたわよ…完全にオチたわよ…かっこよすぎるやろぉ…///
●ド・ギッシュ伯爵、最初はイヤーンな感じなのか?って思ったんですが、なんだかんだ散々な目にも遭ってたり、何よりコミカルな仕草がもう最高でつい笑ってしまいましたねー。シラノとクリスチャン共々戦場へ向かう姿はすんげぇ株上がりました///いいねーいいねー男の友情!ロクサーヌ抱えて行ったシーンはかっこよかったです(゜д゜*)あんなボーンって…!
●クリスチャンの死。この一幕、凄く胸にきました。3人3様の関係模様が集結された一幕だったなあと。
真実を秘めたまま手紙に愛を託すシラノ、何も知らぬまま愛を信じるロクサーヌ、真実を知ったクリスチャン。
そのまま物語は一気に佳境になり、クリスチャンは戦死するのですけれど。
この時印象に残っているのは、クリスチャンが死んだ夜が月食だったこと。
月食の空をバックに、クリスチャンを抱き、嘆き哀しみ覚悟を決めるシラノの表情にウルウル(ΩωΩ )
なんかあの姿を見ると、シラノはロクサーヌを勿論愛してはいたけれど、きっとクリスチャンもまた違った形で愛していたんだなぁ、とそう感じられる一幕だったんですね。
●シラノの最期。もうなんていうか。「壮絶」という言葉以外見つかりません。
手紙を空読みする切々とした声や、最後の「独りで」は迫力があって呑まれました。
歌詞は具体的には全部読みきれませんでしたが、力強い表情が凄く印象に残っています。
後に歌詞を確認して、更に感動が深まった今。
鹿賀さん…いやシラノお兄様すげぇ、となりました。
●舞台が下りた後、猛烈に感じたこと。
\シラノお兄様-----!!!!!!/←ロクサーヌ化
あと、もうひとつ。
\鹿賀さんのバルジャン・ジャベールが観たかった…!!!!!泣/
ミュージカル「シラノ」、とても圧倒的ですばらしい舞台でした。
観に行ってよかったなあ、と思ったひとつの新境地でした。
誘ってくれたお友達、ありがとうううう!!!!ヾ(*´∀`*)ノ
本当にシラノの役者さん面々お疲れさまでした&素敵な舞台をありがとうございます…!!
うわあ…しゃれにならんくらい長くなりました、ね…。
ともあれ、元気に着実に新しい世界をがっつんがっつん耕していっている空木でした(笑)
「イイ」と思うものは、とことん追いかけながら生きたいですね~。
ではでは、今夜はこれにて!
おやすみなさいませ(*´∀`*)ノ
気付けばもう2013年です。あっという間ですね!早いですね!
遅くなりましたが、昨年はたくさんの方々に見守って頂けて本当にありがとうございました。
今年も何卒よろしくお願い致します。
空木は相変わらず元気にあちこち渡り歩いております~。
絵もペースは昔と比べて遅々としてはいますが、その分じっくり一枚の絵と向かい合うことが増えたかな、と思います。
でも時に、感情のままにダダダッと連弾したくなる時もありますが(笑)
でも無理はしても無茶はしないよう、絵や文章、記録に打ち込みたいです。
やっぱり私の創作は何よりも「残したい」という情動が基盤になっているな、とそう思います。
さてさて。
最近はまたも色んな作品を追っかけています。
私的にはかなり新境地ともいえる分野にハマっております(笑)
昨年12月に公開された「レ・ミゼラブル」という映画に激ハマりしました。
視覚的にも聴覚的にも演出面にもその物語自体にもとことん惹かれまして。
役者さんたちの表情による演技には本当に呑まれました。
あれだけ表情と声、仕草で心の機微を映し出せるのって本当に凄い。
全体的に、歌声で構成されていて、それに込められた感情で物語が形になっていて、更に映像での語りかけも強烈に迫ってきてて。
歌声で泣いたのって本当に久しぶりでした。
〔以下はレミゼ感想です:ついったとかで呟いたものを集めてもいるので、語調がまちまちです;〕
うまくまとめられないのだけど、とにかく断片の感想だけでもつらつらと。
実はレミゼ映画、2度観に行きました///そんくらいもう一度スクリーンで観たい、と思った映画なのでした。
●ファンテーヌの「夢破れて」。最初は歌に呑まれて気付かなかったけど、終始激しい苦痛と深い悲愴に崩れた涙の表情だったのが、「夢破れて」の最後のフレーズですべての感情が削げ落ちた無表情の空虚さにぞっとした。「夢はもう還らない」というフレーズでこの表情って凄いな、と。歌声もとても壮絶で、この時点で泣きそうになったもの…。
●お姫様を夢見る子ども時代のコゼットが凄く可愛らしい。守ってあげなきゃ、って庇護欲を誘うような、か弱い少女で、バルジャンに抱きかかえられた時の嬉しそうな表情にほっとしたりで。バルジャンの「今日から私が君のパパであり、ママだよ」という言葉に、コゼットが嬉しそうに「ママになってくれるの?」とにっこりしたシーンが凄く…好きです…。
●成長後のコゼット。本当に綺麗。身につけてる衣装も本当にお姫様そのもので、コゼット自身も心根が真っ直ぐで綺麗になっていて…。あのお姫様のようなコゼットを見た瞬間、ああバルジャンに本当に大事に大事に慈しまれて育ったんだなあ、となんか泣きたくなったよ。幼少の頃の孤独な少女の面影がすっかり掻き消えてる。コゼットの歌声も凄く透ってて綺麗だった。
●演出面でごくりとなったのが、眠るマリウスがコゼットの想い人だと知ったバルジャンが「この若者を救ってくれ、代わりに私を死なせてくれ」と一人歌うシーン。あそこ、市民街の建物にペイントされた「大きな眼」がちょうど一人切なく叫ぶバルジャンを見つめているようなアングルになってて。あれは「神様の目」を象徴してるんだろうか、と感じた。あと、革命軍の全員が眠っているなか、バルジャンだけが動き叫び歌うシーンも静と動が際立っていて、バルジャンの感情がより強く感じられてぶわっとくる。
バルジャン、まじ愛情深いパパすぎて泣けるだろ…娘を攫ってゆくどこぞの馬の骨に対してこれだぜ…!!!(←
●ジャベール。この方はもう本当に凄く気になる存在です。印象に残ってるのはジャベールの歩行シーン。綱渡りのような歩き方、あれ自体がジャベールの信念・正義を象徴してるようで。ジャベールのストイックなまでの信念は、そもそもそこらの人間が目指すにはとても危うい領域で難儀な生き方そのものであり。それはまさに高い橋を渡る様で。ジャベールの凄いところは、揺ぎ無くそれを実践し、心の底からそういう風に己は生きるのだと疑わない強固な信念であること。その迷いの無さは冒頭の綺麗な力強い歩行シーンに現れてるんじゃないかなーと。だけど、バルジャンと対峙して己の信ずるもの、守るべきものが崩壊したその瞬間から、それまで力強く歩んでいたジャベールの足並みは鈍くなり。とうとう正義に生きる道―「橋」から落ちた。最期もどこまでも透徹した彼自身をそのまま顕した様な在り方で見事だと震えたし、救いの形という意味でも、彼だけは究極的に救われていないという…むしろ、ジャベ自身があの瞬間、自ら信じていた神様の手を放した、んですよね。
最後のバルジャンとの対峙は、ある意味ジャベールはバルジャンを見てはいなかったんじゃないかなと。あの時ジャベールが対峙していたものはひたすら己自身の楔。そしてその楔が崩れたと知った彼は、救いも、必ず訪れる”明日”も手放して、かつて己が信じ、生きた高みの信念から落ちた...そういう風に解釈しました。
作中で唯一救われていないジャベールはとても気になる存在です。
●マリウス。自分でも思うんだけど、こんだけレミゼ熱上がってるのに、マリウスへの関心の無さはどういうことなの…いや…革命軍の跡地で哀しみを歌うマリウスにはグッときたんだぜ?きたんだけど…切り替えも早いよなwww丈の問題もあんだろうけどあっさり愛に生きやがって← なんだろー…いい意味でも悪い意味でもお坊ちゃんな感じだよね(・ω・ )にしてもバルジャンの告白で、完全に頭の中コゼットとの結婚でいっぱいになってるのが見て取れて思わず「お前な…お前な…!!!」って思ったよね!←
ていうか、エポニーヌに対してのニブチンっぷりにちょっと恨み節ぶつけたいとこもあったりするね!マリウスこのやろう(゜▽゜#)←すみませんすみません、エポニーヌ贔屓なのでちょっとね…ちょっと…冷静になれない…www
でもどんな時も凄く純粋に向かっていく彼の姿は愛しくもあります。革命軍の跡地で歌うマリウスの涙は本当にグッときましたもの。あそこのシーンで回想シーンまで入られたら多分たまらんね…。
●エポニーヌはまじ聖女…聖女だよあれは…ウッ…「♪私は独り……」と雨の中歌うエポニーヌたまらん…。
マリウスに恋愛相談を頼まれた挙句感謝された時の、哀しげながらも嬉しそうなエポニーヌの表情が凄く切なくて切なくて。あれは健気すぎるでしょう…!
恋敵の家がバレそうになった時も、「ここにはただの貧乏なじーさんとその娘がいるだけよ、何もありゃあしないわ」と庇ったエポニーヌ、健気すぎてちょっともう…ウルウルしてたわよ…。
なんなのなんであんなに清らかなの……ガクガク((((ΩωΩ))))
最後の「ただそばにいて」と幸せそうに逝く様もひたすらに綺麗でした。
●そうそう、酒屋の夫婦も好きなんです…!下町で繰り広げられる世の甘さと酸いを軽妙に陽気に歌い上げていく様がたまらんかった!そういやエポニーヌもガブローシュもあの宿屋夫婦の子どもだったっけ…思えば二人の子ども亡くしてるのかあ…。それすらも忘れるほどブレがなかったなあ。
●あと、革命軍の党首アンジョルラスとグランの旗を掲げた死に様も、少年本当にかっこよかった…!!!あの「赤と黒」の歌は凄く耳に残りますね。アンジョルラスの「赤と黒」とマリウスの「赤と黒」が応酬される流れが全体的に凄く好きです。
●少年ガヴローシュ!!!もうもうかっこよすぎるでしょうこの子!!!冒頭の登場シーンからもう釘付けでした。馬車に乗り込んで悠々と自由を歌う様は少年ながら力強くて大きく見えました。その後の展開でも、この子はひたすらストイックに信じるものを迷わず選び取って生きていました。少年なのに凄くかっこよかった。カリスマ性あるなあこの子…。革命軍もぐいぐい引っ張ってましたよね、見事に。絶望的な戦局の中、アンジョルラスが「死にたくない奴は抜けて構わない。さあ選べ」と面々に決断を迫って、迷いが見える革命軍に先立って「赤と黒」を歌いだしたガヴローシュには痺れました。最期の歌はもうたまらんかったですね…「♪チビ犬でも闘えるぞ捕まえてみせろ食いついてやるさ」(ちょっとうろ覚え…!)という歌が本当たまらん…!!!
●あと、ガヴローシュの遺体にそっと勲章を捧げたジャベールの姿にも感動しました。あれは本当に美しいシーンだと。その真意はまだ定まってはいないんですけど、ガヴローシュの信じるものに向かって突き進む真っ直ぐさはジャベール自身にも通じるところがあり、少年ながら己の正義を抱え、必死で守ろうとし、そして果てた彼に何か感ずるものがあったのかなあ、と…。
ジャベール自身の変革は勿論バルジャンが発端ですが、革命という歴史事件を通しても影響を強く受けつつあったんだろうなあ、と。そのひとつに、ガヴローシュの死もあるんじゃないかと。ジャベールが究極に問うていたものは「善悪」であり、様々な「正義」を目の当たりにし、ジャベールの中にある”神様”のすがたが変革されていく、という。
兎に角あのシーンは色んな意味で映画内で一番好きなシーンなのかもしれません。
レミゼは人物のひとりひとりの生き方が濃密に描かれてみんな愛しくなります。
〔レミゼ感想 終〕
う、うおおおおお…長…長いにもほどがあるよ空木さん!!!!!( ̄□ ̄;)
しっかし、レミゼ、凄いなと思います。
これだけ歌が達者な役者さんが集まったものだと…。
ヒューさんのバルジャンは本当に見事で。正直、ヒューさんはジャベールじゃないのかって最初は思ってた。でも実際映画を観てみたら…あれはもうヒューさん以外のバルジャンはない!と思いましたです。もうヒューさんのパパっぷりにはきゅんきゅんした///小さなコゼットを抱きかかえてふんわり笑うヒューバルジャンったら…!!!///
そして、ラッセルさんのジャベールもマジ好演ものでした。ラッセルさんのジャベール好きだなぁ…!//////正義を信じるキラキラな無邪気さと、悪を赦さない冷徹で頑固な信念と、最後の苦悩の演技…すごく…好きです…///
そういえば、エポニーヌ役の女優さん、実際レミゼ舞台の経験者らしいですね…!!!
あと、パンフに子役があまり取り上げられてなかったけど、凄く気になるのがガヴローシュ役をやった子役…!!演技凄いと思いましたですよ…!(」;゜д゜)」他の映画にも出た時は是非観てみたいなと思う役者さんでした。
だから空木さん、いい加減このへんにしておこうね(←
気付けばもうこんな時間ですか…!!!ヒィ!!!!
そんなわけで、「レ・ミゼラブル」映画にハマりまして…///
DVDはよ…はよ…←まだ上映中です!!!!!
そして、更に新境地…2月9日にミュージカル「シラノ」を観に行きました。
ミュージカルというのがもう私的には初めてといっていいくらいの経験でして…!!!
主演の鹿賀丈史さんは元々気になっている役者さんでして、大阪で公演をするということで、お友達に誘われてこの機にと乗っかったのでした。
実際、私にミュージカルという舞台を楽しめるだろうか、ってちょっと不安はあったんです(笑)
だ・け・ど!!!!!!!!
開始5分でもう舞台に釘付けでしたね…!!!!
舞台で繰り広げられる役者さんたちの圧倒的な世界が凄く間近に迫ってきていて、ずっと眼が離せませんでした。
幸い、席の位置も凄く良かったんですね、3階の2列目!!!!おかげで役者さんの表情も見やすかったです。
そしてやっぱり生歌は圧巻でした。耳の洗濯が出来た気分というかなんというか…。
パンフに載っていた歌の部分と、前情報で知っていた歌が入った時はテンション上がりましたし、気持ちもシンクロできましたね…!!!!(あ!ただねー、…よりにもよってパンフ掲載の「俺の鼻」が歌われている絶好のシーンに、遅刻してきた客が目の前横切ってきたんですよね。あれは…正直かなりイラッとしました。しかも私の隣の席…気になってはいたんですよ、開演になっても空白のままでしたからね。嫌な予感はしてましたが、よりにもよってこの!歌の!シーンで!!!!体調崩したとか以外で遅刻ダメ絶対。マナーサイトで自分も気をつけなきゃーって思ってたんだけど、実際自分がやられると本当に頂けない出来事でした(´・ω・`)耳だけで聴けるお客だけじゃないんだし、ましてや舞台は映画と違って、CDにでもならない限り2度も3度も見れるもんじゃない。くううう、思い出すとあれは本当に!無いわ~!(`д´#))
ちなみに「シラノ」のストーリーについては公式サイト(http://www.tohostage.com/cyrano/index.html)にて。
もう公式サイトのあらすじ見るだけでもときめく物語ですよね…!!!///
〔以下はミュージカル「シラノ」感想。〕
全体的に溢れる純粋な愛情と、哀愁漂う物語に鷲掴みにされました。
それを肉付けする役者さんたちの歌声や演技、表情、舞台も見事なもので、違う世界を見てるようでした。
ミュージカルって本当に凄いなあ。劇場を物語の世界に変えてくれるんだものなあ。
●「シラノ」って終始シリアスな舞台なのかなって思っていたんだけど、予想外にコミカルでついつい笑ってしまったり(これは凄く意外だった・笑)冒頭のシーンで決闘があったりしたんだけど、相手のやられっぷりが凄まじくてもう最後には笑ってたwwwwあと、リニエールかな?あの人の酔っ払いぶり好きだわー///軽快な酒場というか、そういう雰囲気をばっと作り上げてくれた感じ。
●冒頭で好きな場面はやっぱりシラノの「俺の鼻」だなあ。具体的に歌詞が頭に入っていたこともあって、声に篭もる響きに集中できたのですが。とにもかくこの歌が私的にツボでして(笑)コンプレックスとそれを力に変えんとする矜持、力強さがもうたまらんです。シラノの少し震えつつだんだん力強くなっていく声にグッときた。(勿論音に関しては本当に自信がないのだけれど、そういう風に感じたのでした)あの歌は、自分にも通じるところがあって、更に肉声が加わってすごく力づけられました。
●そうだ、これ忘れちゃならん。ちょっとシラノに手の甲キスされたそこのメイドさん!!!!!
そこ代われし!!!!!!!!(これは一緒に観ていた友達とシンクロした)
かっこよすぎるやろ…とことん紳士的に振舞ってたシラノお兄様…←
●あとはやっぱりシラノのロクサーヌへの秘めた恋心っぷりにはニヤニヤせずにはいられませんでしたね、冒頭のうちは…!!!(*´д`)ロクサーヌもかわうい。お兄様、と慕ってる様に「お、これいけるんじゃね??シラノがんば!!!」とかストーリー知ってるはずの私まで期待しちゃったりしたんだぜ…だってあんなにくっついててさ…。
でも一方で「あなたはまだ私のお兄様?」と問われてたようですね…この時点でフラグクラッシャーwwwww
●あと、ラグノーの店で繰り広げられる歌はどの場面もすごく良かった!!!こちらまで体が動いてしまうような、軽快で楽しげな音の波に思わずほっこり(*´∀`*)クッキーやパンぶんぶん振り回してるメイドさんたちも楽しそうwww
何より、シラノ舞台を通して終始盛り上げてくれたのは、ラグノー!!!彼好きだー!!!!!//////
●シラノの恋敵、クリスチャン。この人まじでキラキラして見えました(笑)あのブロンドは舞台上でもすんごい目立ってました(笑)さすが王子様的役wwww
このクリスチャンなんですが、私、正直あらすじだけを読んだ限り、恋敵だけあって鼻持ちならないキャラクターなのかなーとか思ってたんですよ、シラノは主役だし。ところが、実際舞台が始まってみると…なんか、なんかねえ、凄く憎めない人でした(笑)なんか可愛いんですよね…ホントに弟みたいな感じなんですよ、シラノと並ぶと。
ロクサーヌとの逢瀬の時もえっらく動揺してて、しまいにはシラノにしがみついて助けを求めてたりしててさ(笑)
シラノも弟のようになんだかんだクリスチャンを赦してあげたり、フォローしてあげたりで…思わず私まで「シラノ兄ちゃ~ん!!!」って飛びつきたくなるくらいの可愛らしい兄弟っぷりで。
これで恋敵…シラノお兄様マジお兄様…。
(あ、でも後で友達に補完してもらったところ、実際冒頭でのクリスチャンの奔放ぶりはかなり無礼だったようですねwwwwその内容を聞いてこれはイラッ☆と来ると思ったwwww)
●シラノとクリスチャンコンビも好きだなぁ(*´∀`*)2人で「完璧な恋人」を歌ってるシーンが凄く好きでな///
あそこもう笑ってしまうwwww(クリスチャンのパートがもう…ちゃんと自分のことわかってるっていうか、ある意味潔い人だなぁと(笑))そしてこの歌で語られるまじシラノの天才っぷり、パネェ…。ほんとにイイ男ですよねシラノ…。
教養も叡智も愛嬌も度胸もある―けれど容姿が足りない男、そして何も持たないけれど誰よりも美しい容姿を持つ男……そんなふたりが揃って初めてロクサーヌの「完璧な恋人」に成れるという、そんな男たちの決心が歌われるのですね、このシーンでは。
本当にロクサーヌのことを愛してるんだなあと、ほんとこのふたりの男の奮闘がかわいらしくてなんとも愛しくなりました。ここで初めてこんなに愛されるロクサーヌが羨ましいと思い始めました(笑)
●ロクサーヌ。本当に綺麗な歌声でした…!!!透明感があるというか。
愛される姫君にはぴったりの、歌声だなあと。凄く可愛らしくて、ところどころ強かな面もかいま見える、叙情豊かな女性だなぁ、と。彼女にメロメロになるのも納得の愛らしさでした~♪
正直途中から「気付いてあげて…!気付いてあげて…!!!違うのよ、でもクリスチャンの愛情もまた真摯ではあるし…あああああ」とかもう何度も念飛ばしたことか…ブワッ(ΩωΩ )
●ロクサーヌとクリスチャン・シラノのバルコニーシーンはとても綺麗でした。あれはジャスミン、かな?白い花びらがふわりふわりと舞う中、愛を囁き合う恋人とバルコニー下で恋敵の代わりに愛の歌を捧げるシラノが本当に切なくて切なくて。あのシーン凄く切なくて胸が苦しくなるけれど、好きです。
もうあのシーンでシラノお兄様にオチたわよ…完全にオチたわよ…かっこよすぎるやろぉ…///
●ド・ギッシュ伯爵、最初はイヤーンな感じなのか?って思ったんですが、なんだかんだ散々な目にも遭ってたり、何よりコミカルな仕草がもう最高でつい笑ってしまいましたねー。シラノとクリスチャン共々戦場へ向かう姿はすんげぇ株上がりました///いいねーいいねー男の友情!ロクサーヌ抱えて行ったシーンはかっこよかったです(゜д゜*)あんなボーンって…!
●クリスチャンの死。この一幕、凄く胸にきました。3人3様の関係模様が集結された一幕だったなあと。
真実を秘めたまま手紙に愛を託すシラノ、何も知らぬまま愛を信じるロクサーヌ、真実を知ったクリスチャン。
そのまま物語は一気に佳境になり、クリスチャンは戦死するのですけれど。
この時印象に残っているのは、クリスチャンが死んだ夜が月食だったこと。
月食の空をバックに、クリスチャンを抱き、嘆き哀しみ覚悟を決めるシラノの表情にウルウル(ΩωΩ )
なんかあの姿を見ると、シラノはロクサーヌを勿論愛してはいたけれど、きっとクリスチャンもまた違った形で愛していたんだなぁ、とそう感じられる一幕だったんですね。
●シラノの最期。もうなんていうか。「壮絶」という言葉以外見つかりません。
手紙を空読みする切々とした声や、最後の「独りで」は迫力があって呑まれました。
歌詞は具体的には全部読みきれませんでしたが、力強い表情が凄く印象に残っています。
後に歌詞を確認して、更に感動が深まった今。
鹿賀さん…いやシラノお兄様すげぇ、となりました。
●舞台が下りた後、猛烈に感じたこと。
\シラノお兄様-----!!!!!!/←ロクサーヌ化
あと、もうひとつ。
\鹿賀さんのバルジャン・ジャベールが観たかった…!!!!!泣/
ミュージカル「シラノ」、とても圧倒的ですばらしい舞台でした。
観に行ってよかったなあ、と思ったひとつの新境地でした。
誘ってくれたお友達、ありがとうううう!!!!ヾ(*´∀`*)ノ
本当にシラノの役者さん面々お疲れさまでした&素敵な舞台をありがとうございます…!!
うわあ…しゃれにならんくらい長くなりました、ね…。
ともあれ、元気に着実に新しい世界をがっつんがっつん耕していっている空木でした(笑)
「イイ」と思うものは、とことん追いかけながら生きたいですね~。
ではでは、今夜はこれにて!
おやすみなさいませ(*´∀`*)ノ
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