徒然なる絵日記。

続いて、「ハロウィンの夜明けて　～制作話～」第３弾！！
こちらではいよいよ彩色編に入ります！！！
…ええ、あの、その、前回記事より２ヶ月もの更新がなかっ…た…という…。
大変申し訳ございませんでしたァァァァァ！！！！
と、とりあえず、制作話の途中でもありますので、上記の件に関しましてはまた別途、年始のご挨拶とともに記事を上げさせて頂きました；

ええと、前回記事では線画完成のところまで語り尽くしまして、ここからはいよいよ彩色！！！
線画は本当にサクサクサクっとハイスピードで完成したのですけれど、彩色となると、３人３様の彩色が共演するわけですから、実は彩色に取り掛かるまで緊張がハンパなかったです（大笑）いやもう本当に、「自分がちゃんとお２人の美しい塗りに混じれるか」という慄きで変な汗をかいてました。
けれど、実際に出来上がった線画を眺めて、そのあまりもの煌びやかさに何かのメーターが振り切れてしまい、彩色の筆は割りとざっざっと進みました（笑）
メーターの振り切りは大事。超大事（待て）

ここで改めてそれぞれの彩色担当を復習。

・ダミアン様　→　nishihoさん
・天使ちゃん　→　也さん
・悪魔っ子　　→　空木
・おじいちゃん→　３人で愛でるｖ

そんなわけで、まずは自分の担当である悪魔っ子くんに取り掛かりました！

←これは塗り途中の悪魔っ子クン。

彩色の最初の段階で色を決まらないと、本腰を入れて彩色が出来ないので、それだけは結構悩みました。ヘタに色選びをして、この天魔の空間全体の色味を壊してしまったらえらいことだ！とウンウン唸ってましたね～その合間にも也さんとnishihoさんに泣きついて「どうしよう！？」と相談してました（笑）

そうこうしているうちに、ダミアン様の塗りが進んでおりまして、見た感じ青～緑系だったので、弟である悪魔っ子はいっそ対照的な色味にしてみようか！と踏ん切りがつきまして、こちらは赤～茶系で固めました！
ちょうど悪魔っ子の髪色も赤～紫ですしね、寒色系よりは合うだろうと思いまして。
そうして、色の配分が決まると後は早いもので、ガッチリ塗りを重ねていきました♪



いやあ、実に絵茶ならではの独特な描き味（なんていうんでしょうね？アクリル絵の具のような、伸びの良いクレヨンのような描き味なのです。手ブロはマーカーペンと水彩の中間のような描き味ですねー）が楽しくて、これでもかというくらいどんどん色をこってり乗せていきましたよ（笑）うん、元々油絵をやってたので、その感覚が懐かしかったというのもあるかもしれません。
特にえらく楽しかったのが「悪魔っ子の髪・角」と「豪奢な衣装」と「カボチャマラカス」！！！！！
ええ、明らかに力入ってますよ、この部分に！（笑）
とにかく拘ったのが、各所の「光沢感」。
どんなものにせよ、立体感を出すにはやっぱり光沢感が重要になってくるので、もう頑張りました！
微妙な色味を拾っては塗って、また拾っては塗って…。

あ、ちなみに色味に関してですが、自分で色を作ったものは実は少ないです。
大体、也さんとnishihoさんの彩色部分からスポイトで色を拾って、結構な部位を塗ってます（笑）
あまり違う色を置いても、画面から浮いたらイカンということで。例えば、悪魔っ子の髪の部分。ここの影はダミアン様の衣装の色から拾ってます、実は。いえ、綺麗な色だったので思わず（笑）後はカボマラも天使ちゃんの衣装やステッキから色を拾った覚えが（笑）これまた綺麗な色だなぁと思ったので///
でも、彩色が終わってみると、案外そうでもない？多分塗り重ねているうちに色が変わったのかしらん…これもよくある（笑）

そうそう、上の塗り途中の悪魔っ子くんを見てもらえればわかると思うのですが、瞳の色、まだ塗っていません。実は私、普段自分の絵ではいつも「瞳」は割りと真っ先に塗るタイプなのですよ（゜◇゜＊）一番最初、というわけではないんですが、大体、髪の下地と肌の塗りが終わった頃にはもう瞳にも色を入れてます。この順番に特に拘りがあるというわけではないんですが、どうにも、色が入っていない瞳のままにして他を塗り固めていくと、どうにも「何かが足りない感」が拭えなくて、ついつい瞳を完成させてしまうという（￣▽￣；）
ですが、也さんとnishihoさんは「瞳」の塗りは最後に取っておくんだそうです！これは私にとって結構新鮮な感じでして、「画竜点睛みたいな感じで、最後に瞳を入れると大分それまでと画面や雰囲気がぱっと変わるのがイイんですよ～」とのお言葉に釣られ、「それなら、今回は私も瞳の塗りは最後に取っておこうかな…っ///」と乗っかりました（笑）
うん、見てみたかったんです。瞳の色を最後に注して、自分の彩色絵がどんな風に変化するのか///
こうして、うちの悪魔っ子くんは下のように生まれ変わりましたよ！！！

もうね、最後にこの子の瞳に色を入れた瞬間、なんかこう、感動しました（笑）

それまで瞳に色が入っていなかったので、まだ「未完成」だという印象が強かったんですねー。それが、瞳に色を入れた途端、一気にこの子を取り巻く雰囲気がガチッと固まって、瞳に生気が宿る感じがもうたまらない瞬間でした///
この感覚がより「完成した」という実感が出るというか…！！！
うん、最後のお楽しみに取っておいた「画竜点睛」、クセになりそうです（大笑）

さて、悪魔っ子クンの瞳の色はスミレ色と相成りました♪
これは何となく元々イメージがありました。寒色系でも暖色系でも似合うのがパープル系ですしね、どっちに転んでもイケるだろうと。
スミレ色は明るくて、どこか高貴さが漂う色だと勝手なイメージを持っていまして///
悪魔っ子くんはダミアン様の弟だけあって、やんちゃな性格であっても高貴な香りをも併せ持っているんじゃないかなーと妄想していたこともあって、瞳はスミレ色で塗りたいと企んでいたのでした（笑）

あ、あと、余談ですが、悪魔っ子が持ってるカボチャマラカス、実に３人内でも大好評でして、色んな設定が附属されちゃいましたよ。このカボチャマラカス、放電します（サラリ）悪魔っ子が踊ると、カボマラからバチバチ放電します（ニコッ）可愛いアイテムなだけじゃなく、ばっちり武器にもなります、そんなカボチャマラカス。そして、暴れん坊将軍な悪魔っ子に周りはワタワタ、兄であるダミアン様が「こら！振り回さない！」と追いかけに走る、なんていう妄想も繰り広げられました（笑）

いやぁ…！本当に毎度思うことなのですが、nishihoさんの線画力は素晴らしいです。絵茶という慣れないツールであっても、nishihoさんのしっかりした、綺麗な線に甘えて彩色を施していけました。そして、也さん考案の衣装！これはもう毎度合作をするたび思うことですが、流石也さん！と思わざるを得ない素晴らしいディテールの衣装デザインで大変塗り甲斐がありましたとも…！！！
本当にお二人に拍手喝采です///

だがしかし、さらに拍手喝采せずにはいられないことがこの先に待ち受けておりました。
ええ、　お　二　人　の　彩　色　です！！！！！！！！！！

彩色で、真っ先に完成間近となったのは、也さん彩色の天使ちゃんでした！！！！
もうね、流石といわずにはいられない、ふんわりとした優しい彩色にうっとりしましたよ…！！！やはりうちの天使ちゃんは、也さんの彩色あってこその天使ちゃんだぁぁって感激したものでした///

なんでしょうね、天使ちゃんの造形は私が創ったものでも、この天使ちゃんの内から滲み出る本質や雰囲気は確かに也さんが創って下さったものですよ…！！！
本当に毎度彩色して頂くたび、「本当にうちの子を立派にして頂いて…ッ有難うございますううううう！！！！！！」と感涙しながら平伏するばかりですよ…ッ！！！
ありがとうありがとう大好きでｓ（ｒｙ←落ち着け！！！）

本当に、髪の毛の柔らかな白金茶色の流れとふんわりとした羽の色合いにはもううっとりものでした…！さらに、肌の透明感と淡い紅の唇！！！さ、触りたい…！！！！ちくしょうダミアン様羨ましいぞ…！！！（←魔王呪いフラグ）何より、オッドアイの神秘的な色！！！このオッドアイは最初初めて線画に起こした時は全く想定していませんでした。也さんに塗って頂いて初めて、天使ちゃん＝金と紫のオッドアイが定着しました！それからは毎回塗っていただくたび、暖かくて柔らかな雰囲気の中に浮かぶ双眸の神秘的な色にメロメロなのですよ～//////今回も例に漏れずデレデレでした（笑）そして、髪飾りやステッキの鮮やかな色！わぁぁ！ハロウィンらしいカラフルな色に万々歳です///

惜しむらくは、この天使ちゃんの塗りに立ち会えなかったこと…！！！
そうなのです（；×；）彩色期間は３人ともがリアル方面で慌しくなってきた頃でして、特に也さんとは絵茶でバッタリ会うことも少なくなっていたという。なので、絵茶にインしてみれば眩しい天使ちゃんがお出迎えしてくれてて、吃驚しました（笑）そして鼻血噴いたなんて内緒よ、内緒！！！（待て）
うん、もう本当に、この柔らかな暖かい塗りと天使ちゃんの笑顔に奮起しましたよ！！！
私も頑張って悪魔っ子くんを完成させるぞー！と…！！！

そして、彩色期間中はというと、nishihoさんと結構作業時間が被っていたので、こそこそnishihoさんの塗りに見蕩れながら、自分の分を塗っておりました（笑）その合間に「あ、その色綺麗！ちょっと頂きますね～」とスポイトで色拾ってたり（←殴）

もうね、nishihoさんの御宅でアップされているイラストや手ブロを見てらっしゃる方には凄くわかると思うのですが、nishihoさんの彩りはとにかく一言では言えない、美しい色彩に溢れています。嬉しいことに、nishihoさんに私の彩色を魔法のよう、と仰って頂けたのですが、それはnishihoさんの方ですよ！！と叫びたいです、切実に…！！！！もう本当憧れの方だよ…ぶわわっ（＊ΩωΩ）ウマウマ←
見よ、絵茶とは思えない色彩の魔術！！！！１、２色の単純な色味だけでなく、よくよく見ると様々な色味が混在していて、それでいてその移り変わりが美しい…！！！信じられるか…？これ…絵茶なんだぜ…？（←思いっきり素）
もうね、自分が作業している視界の端でどんどん重厚に、深くなってゆく色彩の魔術にうっとりし過ぎて、いつの間にか自分の作業分が視界の端になりました（待て）もう…本当にね、美しいです。普段nishihoさんの手ブロを見ていて、あの色彩は本当にどんな風に塗ってるんだろう…と不思議だったのですが、実際に見てみても、「なるほど、わからん！」な状態でした。いやほんとうどこがどうなってこの美しい色彩が…！？もうこれはnishihoさんだからこその色彩の魔術なんでしょう。ますます惚れました（←真顔）
特に髪色の流れと肌の透明感、衣装の高級そうな質感！！！実に彩色期間中見蕩れるばかりでしたｖ
そして、ダミアン様の流し目にまたも鼻血噴いたなんて内緒さ、ああ、内緒だとも！（←待て）

やっばいわ、絵茶オイシイわ～。也さんとnishihoさんの彩色が見れる至福の時間が味わえるんですもの！

そして、最後の役者、おじいちゃん（フェリオ様）！！
これは３人で塗りましょう、ということになっていましたので、最後のとっておきとなりました（＾＾＊）
天使ちゃん・ダミアン様・悪魔っ子の彩色が完成したところで、いよいよおじいちゃん彩色へ！！！

そこで改めて尼３トリオで相談ターイム！
ここでもついった、大活躍しました、ええ本当にｗ便利ですね、ついった…！！！
ズバリ、おじいちゃんをどうやって３人で塗り分けるか！

まずは也さん熱望により、也さんがおじいちゃんの髪飾りを担当！！！
そして、これまた仕事がお早い也さん、あっという間に出来上がったおじいちゃんの髪飾り！！！
天使ちゃんの髪飾りと揃えるとのことだったので、ハロウィンアイテムの質感の統一はもうバッチリ！！！
実際出来上がった塗りを見て、もうカラフルな髪飾りに思わず「かっわいい～//////」と叫びました（笑）
やばいな、このハロウィンアイテム全部装着してみたい（大笑）

そして、残りはおじいちゃん本体（笑）　or　衣装＋羽！！！
これを私とnishihoさんどっちが担当するか、相談していたわけなのですけどね…。
丁度、也さん彩色の髪飾りにテンションが上がり過ぎていた＆２人ともが残業明けだったのがいけなかったのか、…実に、思い出すのも腹筋崩壊なカオス会話が繰り広げられました（爆）

うん、初めはね、普通だったはずなんです。ええ、普通だったはず…。

スタンダードに、「あみだで決めちゃいましょうか～！」と盛り上がり、サクサクッとあみだ線を描いたんですねー。…ええ、この画像にもあるように、２人ともテンション上がってました（笑）だって也さん彩色の髪飾りがもうハロウィンらしさ満載で、ウキウキワクワクしてたんですよね…！！

　　　　　　　　　↓
あみだ線の右に「服・羽」、左に「おじい」に設定して、いざ、あみだ開始！！！！
因みに合間におじいと悪魔っ子が会話しておりました（笑）
悪魔っ子「おじいーおじいー、アメ買ってー」
おじい　　「おやおや、しょうがないね」
こんな天魔コンビもいいんじゃないかな！というかおじいにかかったらみんな可愛い孫！（爆笑）

　　　　　　　　　↓

意気揚々と自分の名前を描きいれ、あみだを辿ると…。
あ、あれ…？
ノォォォォォ！？なんと２人揃って「服・羽」へ集中！

空木　　「おじい！おじい！！！（笑）」
nishiho「すみません、なんかうちのコ、バリヤー出たみたいで。」

おじいちゃん、ツンツンです（爆笑）
気を取り直して、あみだ再開（笑）

　　　　　　　　　　↓
２回目のあみだくじ！！（笑）このあたりから「ファイナルアンサー！？」という掛け声が飛び始めました（笑）

Σ…っておじいちゃーーーーん！？（笑）

なんと、今度は２人ともおじいに集中！！！
nishiho「おじい、さっきので拗ねたのか！！」
空木　　「さっきはツンで、今回はデレか、なかなかやりおるな、おじい！（待て」

　　　　　　　　　↓

３度目の正直！！とばかりに、遊び線は除外して、真面目にあみだにチャレンジ（笑）うん、多分遊び線がいけなかったんですよね！（笑）

ちゃっちゃっとあみだ線を書き、すぐさまお互い名前を書き込み…。
空木　　「ファイナルアンサー！？」
nishiho「ファイナルアンサー！！」
と威勢よく掛け声とともに、あみだを辿りました。
２人とも「今度は絶対大丈夫さ…！」と確固たる自信を以って…！

…あ？

はい、あみだの下部にご注目ー☆（＾▽＾＊）
はい、何も書いてありませんよねーどっちが「服・羽」で、どっちが「おじい」なのかなー☆
３度目の正直でコレって…！このオチって…！！！！
違う意味で３度目の正直やらかしたよ！！！！
いやもうホント完全に下の担当分が頭から吹っ飛んでいましてね、２人とも最後まで辿り終えるまで気付かなかったんですよ、絵茶テンション怖い。超怖い！

もうこの時点で２人ともPC前で笑い死にでした（エヘッ☆）（゜▽゜＊）
ここでnishihoさんが上手いことを言って下さいました。

nishiho「既に脳がファイナル状態でしたね…！」

ええ正に…！！！！（爆）
そんなすったもんだの末、何とか決まりましたよ、担当が…！（笑）
nishihoさんが「おじい」、私が「服・羽」という担当に決定！！！！

そして、始まるおじい彩色！

もうね、流石です。おじいちゃんは元々nishihoさんオリジナルッ子だけあって、見事にこれ以上ないであろう色彩で以って、美しい天使様がコンニチハ。
髪色と肌の透明感が凄まじい…！！！！あぎゃあああ//////
最後に、これまた深い蒼の瞳にうっとりうっとり///
ええ、その下で服と羽を塗りながら、おじいちゃんのふつくしい眼差しにメロメロでしたよ///これなんていう試練ですかァァァァ！ボク、天界の服の仕立て屋さんの気持ちわかっちゃったな（待て）

一方で、服と羽を担当した私はというと…。
やはりね、頑張ったところはというと、「清楚感」「高級感」「透明感」！！！！！
この３点を醸し出せるように、あれこれ試行錯誤でございました。
もちろん天使ちゃんやおじい本体からスポイトで色を借り頂いて…（←殴）
nishihoさんデザインの衣装は流石クールで高級感漂うセンスが光っておりまして、かつ、天使ちゃんと並ぶ柔らかさも加えたい…！と目論み、結果、完成図の通りとなりました（笑）
悪魔側は重厚で深い色合いで固まりましたので、天使側はふわりとした、柔らかい色合いで固めたかったこともあり（笑）（※３人でそうと打ち合わせしたわけじゃないのですが、不思議と巧くかち合った事例のひとつｖ）
そんなわけで、おじいちゃんの衣装・羽の質感及び色味はお気に入りですｖ

ふう、これにて、人物に色が入りましたとさ…。

…うん、あのね？
空木…長文にも程が…。
す、すみません…！愛が、溢れ過ぎた…。
そんくらい濃い合作だったんですよう！

…す、すいません、もう１記事続きま…す…。
で、でも、そっちは短いと思います！多分！た、たぶん…。
とりあえず背景・完成編といきます！
ごめんなさあああああい！！！！！！