徒然なる絵日記。

Trick or Treat　!
お菓子くれなきゃ悪戯しちゃうぞ☆


＊　　＊　　＊　　＊

とうとうハロウィンを迎えましたね。
今年はここまでは初めてなんじゃないかと言うほど、ハロウィンに燃えました･･･！
（燃えたというか萌えたというか←マテ）
改めまして･･･密かにハロウィンに因んで何かをやりたい、と目論んでおりまして。
今年ようやくオリジナル用手ブロにて実践いたしました･･･！

そもそもハロウィンという行事の魅力に取り憑かれた（そう表現した方が私には相応しい気がします（笑）もはや憑かれてまする！（笑））のは高校2年生の時に行ったUSJでのモンスターライブ。
ハロウィンに登場するモンスターたちでダンスミュージカルを繰り広げる、というコンセプトの舞台だったんですけど、これがもうとても素敵で･･･！これをきっかけに、ハロウィンについて色々調べるに至りまして。
きっかけはそんなものなのですけれど、ハロウィンに関する伝説や考証を知るにつれて、どんどんその魅力の渦から抜け出せなくなってしまいました。

･･･以下、マジで長くなります。ハロウィンについて語りまくります。
一応わかりやすいように色変えしておきますので、その部分だけ読み飛ばして全然OKです！！
すみません＾＾＾＾＾＾＾＾＾＊

ハロウィンというイベントは起源を取っても、さらにその起源の起源を辿っても、とても興味深いと思います。

特に古代ケルト。
この民族の祭りというものに興味があります。それから暦の違いについても。
古代ケルトではね、10月31日が日本で言う所の「お正月」に当たるんですよ。
でも、「夏の終わり」でもあるんです。ケルト語ではサウィンサワーン、と読みます。
日本では「1年の終わり」と言えば、冬なんだけれど、古代ケルトでは「1年の終わり」が夏なんです。
この季節と暦の読み方がね、私はとても好き。
私も、1年の終わりといえば、”夏の終わり”というほうがしっくり来るのです。
多分、夏への思い入れが強すぎるからなんだろうけど、私にとっていつも夏が終わる頃が一番、メンタル面
で何かひとつの決断や色んな節目になったりすることが多いのです。
さて、話を戻して、古代ケルトでは、1年の終わりであり、同時に「死者の祭り」であるとされています。
だから、この日に死者やお化けが現れる、とも言われています。
日本で言えば、「お盆」かな。死者が帰ってくる日、という意味で。

そして、ハロウィンでは、よく知られているのが、お菓子を求めて練り歩く子供たちの「trick or treat!!」。
これもね、お菓子も「trick or treat!!」もそうだけど、子供たちが扮装する姿も醍醐味だと思う。
魔女、吸血鬼、狼男、黒猫…多数に及ぶお化けの扮装。
もうそれだけでわくわくするんです。
なんか非日常っぽくて、でもとても可愛らしい世界が広がりそうで。
もし私が扮装するとしたら、断然、黒猫！！それか、白いフクロウかなぁ。

あ、でも…最近はこういうイベントも範囲が狭くなってきてるみたいです。
世の中物騒だから、よく知っている人以外の家には子供を行かせなかったり、もらってきたお菓子も危険がないか調べたり・・・そういうことがあるみたいです。
ちょっと哀しいよね。昔はもっとオープンで気のいい人がいっぱいいるイメージがあったものだけれど。
でも、確かにそういう注意は必要かも、って思ってしまうあたり、私も視点が変わってきてるのかもね…。

ハッ！しまった、ハロウィンのこととなると途端にいつにもまして饒舌に…！！
そ、それくらい好きなんです、ええ（笑）

…でもあと一つ。
ジャックオランタンってあるじゃないですか。あのお化けカボチャの名前です。
あれにもねー、面白い由来があるの！！
あれね、自分の命を狙って誘惑してきた悪魔を口先三寸でうまーく騙くらまかして（細かいところは忘れてしまったけど、読んでてつい笑ってしまったくらい、面白い騙し方。てか悪魔が可愛いなーって思ったんだけど…なんでだっけ？？笑）、まんまと追い返してしまった男の名前が由来なんですよ。ちなみに男の名前は「ジャック」。
彼は随分意地の悪い男だったようで、死後、天国にも行けず、地獄は悪魔を追い返した件がたたってこちらにも行けず、明かりを灯したカブを持って暗い道を彷徨うというお話。
この御話に出てくる「火を灯したカブ」から今のカボチャのランタンへ変化したようです。
だから、「ジャック・ォ・ランタン」。
大学2年くらいのときに、もっと詳しい話が載っていたんだけど、それを読んだ時は全体的にブラックユーモア溢れる話でとてものめりこんでしまいました。
あの本、欲しいなぁー。

あーほんとに長くなっちゃったよ、ハロウィンだけで！！！（爆）
そんなわけで、結構ハロウィンという行事・節目は私にとって、大きなウエイトを占めております＾＾＊
少し重いかもしれませんが、丁度、大好きだった祖父の死とも被っていて、ハロウィンが死者を祀る行事であることも相まって、生と死に即して大事にしていきたい行事だったり。

そんなわけで、ハロウィン前夜の1週間、連日で色んなモンスターをモチーフにしたイラストを描きました。
我ながらよくやった（爆）ひとつの救いだったのが、今月の嵐がそれほどハードではなかったこと＾＾＊
割と残業は少なめで早めに帰れたんですｖ
･･･というか、1日ごとに1枚の絵を仕上げて、有り難いことにすぐに反応を頂けていたので、それが嬉しくて、テンションもあがりまくり。そうすると、気力も充実してくるのか、妙に今月の嵐はサクサクサクっと調子良く処理できました（笑）しかも、職場で同じ長机を使用している8人の女子で、私を除いて女子全員が月末1週間ずっと喉を痛めていまして、マスクが痛々しかった･･･。にも関わらず、私一人ピンピンしておりました（爆）
病は気からっていうけど、「健康も気から」ってあると思うよ、うん（笑）

改めまして、この1週間、私個人の妄想から勝手に始めさせていただいた「ハロウィン祭り」にお付き合い下さった皆様、本当に本当にどうもありがとうございました！！
たくさんの暖かなお言葉、アイコン、メッセージ、凄く嬉しかったです･･･！

ではでは、此方が私のハロウィン愛の結晶です（笑）↓



（↑クリックするとイラストが表示されます（＾＾）複数の絵を繋げてあるので、サイズが大きすぎてサムネ化表示されていませんが、クリックすれば見れる･･･はず･･･（マテ））

もう本当に「やりきった･･･！！！！」という感じですｖ

簡単にですが、それぞれの子（モンスター）へのコメントをば。

◆　魔女　◆
穏やかでありながら、底に何かを秘めていそうな黒いお姐さんなイメージ（笑）
可愛い魔女さんも良かったけれど、やっぱりこういうタイプが描きやすいという･･･（やっぱり私が汚れているからですかね･･･！爆）
この姐さん、周りからも好評で嬉しかったです！！！＾＾＊

◆　狼男　◆
ひたすら本能で行動する、明朗快活＆野性的な少年ぽいイメージ。
本質的に、色んな意味で純粋無垢。
男性バージョンではこのタイプが一番描きやすいです（´ω｀）吊り目好き～。割と蘇芳にも似てるよね（笑）

◆　フランケン　◆
おっとりしていて、立ち居振る舞いにどこか優雅さが滲み出ている、大人な男性のイメージ。
何故か彼には音楽とセットになっていて、静かにギターを弾き鳴らすイメージがあったり。
個人的に、モンスターの中でフランケンが一番好きです（笑）
元は人間であること、そして身体は所謂、ヒトの寄せ集めであること、不老不死の存在であること。
この上なく特異な怪物でありながら、同時に人工的であるというある種のホラーさがたまりません（笑）
そういう風に作られた怪物というものは、どんな眼差しを以って世界を見るんだろーとか妄想。
多分、私の中のフランケンはある意味「悟りの境地」を開いていると思われます。
イラストの方も一番お気に入りです＾＾＊私が描く男性はどうしても線が細くなるのですが、この絵に関しては、割と男性的に表現できたかも。筋肉塗るのが楽しすぎる･･･！！！！！！

◆　吸血鬼　◆
ドラキュラならではのフェロモン全開、だがしかし寝起きが超極悪なオレ様（笑）
このお方･････････････････････・・・・・・・・・・・・・・・・・・・超モテモテでした･･･！！！！（爆笑）
いやあの･･･本当にね、このイラスト･･･アップした途端、アクセスが跳ね上がりました･･･。
祭りの間のアクセス内で、このイラストの日だけ2倍でした（＾＾＾＾＾＾＾＾
みんなドラ様好きなのね！ドラ様モテモテ！うらやましいぜこんちくしょう（笑）
でも、ちょっと意外だった･･･サムネだと、結構地味な色合いだし、ほとんど塗り潰しだったので、アクセスは伸びないだろうな、と思っていただけに＾＾；
本当に好評頂けて嬉しかったです！！！

◆　黒猫　◆
明るくて奔放な女の子のイメージ！でも、ちょっと油断ならないようなミステリアスな空気。
実は一番苦労したの、この子･･･。可愛い子ってどうやったら描けるんですかー！！！
結局、1度違うバージョンをアップしたのですが、一晩明けて、やっぱり納得いかず、全部書き直しました･･･。
でも、1度目の黒猫バージョンにもたくさんのアイコンを頂けて、嬉しかった･･･！ありがとうございます！
そして、2度目の方もたくさん頂けて幸せでした＾＾＊

◆　死神　◆
クールで大人っぽいお姉さんタイプ。あまり表情は動かさない。目に生気がない。
実はこの死神が女性バージョンで一番描きやすい（笑）
そして、もう最初っから足に燃えてました。絶対足を強調しようと思ってました。
足！！！足！！！！！頑張った！！！（マテ）

◆　ジャック　◆
これはいわずもがな＾＾＊
一番時間的にも心的にもゆったりと描くことができましたｖ
そして、有り難いことに祭りの中のイラストで一番多くのアイコンとコメントを頂きました･･･！
これはもうきっと見守ってくださっていた方々からの「お疲れさま」アイコンだと思いました･･･！
うわあああああんほんとうに皆様ありがとうございました！！！！！
優しいお方ばかりで本当に幸せです＞＜。


これにて、ハロウィン祭り、無事収束致しました。
改めまして、ありがとうございました！


明日はまた別件で、ハロウィン関係の記事をアップしたいと思います＾＾＊

＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　
11/2追記：
すみません、今日中ムリでし、た･･･！（ごふっ！）
ほんと毎回毎回日記が長くなるのどうにかしたほうがいい、私！！！！（吐血）
1日の記事書くのにどんだけかけてるんだ･･･。
そうこうしているうちに、タイムリミット･･･明日、明日こそはアァァァァァ！

あ、今日尾崎かおりさんの「メテオ・メトセラ」10巻読みました。
･･･もう･･･たまらない。シャレムが愛しくて愛しくてしょうがない。なんて愛（かな）しい人なんだろう。どこまでも強くて、どこまでも弱くて、どこまでも母である彼女の生き方はほんとうに憧れです。
というか、他にも佐原ミズさんの「マイガール」も買ったのですが、物凄くこころに響きました。また泣きそう。
この親子は私自身だ、って思った。
そして、ほっとしたのが、鈴木有布子さんの「お振るいあそばせ！」2巻。やっぱりこの人の描く物語や人間は優しくて、切なくて、あたたかい。派手なものではなく、静かな空気がとても素敵。
尾崎かおりさん・佐原ミズさん・鈴木有布子さん、このお三方の作品の大ファンです（＾＾＊）
一斉に単行本が発売されてて一気買いしちゃったよ。

ってあわわ！早く寝なきゃ（TへT)

＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊

そして、この1週間、ぱちぱち拍手いただいておりました！！！
とても励みになります･･･！ありがとうございますｖｖｖ