徒然なる絵日記。

続いて、オリジナル絵も1枚落としてまいりました。
やーようやくオリジナルですよ･･･！（笑）
自分ではそんな気はしていなかったのですが、気づけば、完全なオリジナルは8月半ば以来ということが判明。
えっ！？そんなに描いてなかったの！？･･･みたいな。
一応間に、ボカロ絵2枚連続投入していて、ある意味それでオリジナル熱を発散していたのですが、それにしたって完全なオリジナルは半月前というのはちょっと吃驚。
（ボカロ絵は元になるキャラの画風を知らないので、普通の版権と違って、専ら自分のタッチで自由に描けて楽だったりします･･･ただ髪色とコスチュームを合わせてるだけで；）

･･･そして、そのことに気付くやいなや、猛烈にオリジナルが描きたくなってしまいました（笑）

最近、どちらかというと「洋」が続いていたので、どっぷり「和」を描いてみました☆

■　　籠の中の鬼　　■




――――　うしろの正面　だぁれ。


＊　　＊　　＊　　＊　　＊
「かごめ　かごめ」という童歌のイメージイラストです。

この絵を描きたいと思ったきっかけは、この日の夕方に見た、血と炎の色に染まった夕焼け空。
もうゾッとするくらい真っ赤で、なんとなく「かごめかごめ」の歌を思い出したんですよ。

この歌、額面どおりに読み解くと変哲もない歌のようなのですが、その実、物凄く怖い背景があったりします。
色々な説があったりするのですが、その中での説で印象に残っているものがあります。
”かごめ”＝”籠目”といって、籠の目を透かして、世界を覗く鬼を表すという説。
多分、「かごめ遊び」で、鬼を数人の子供たちが取り囲んで、歌を歌うという形から、こういう解釈が出たんだと思うんだけど･･･。

本来、「かごめ」という言葉の意味は、「水子」。
かごめかごめの遊びで歌う歌の本当の意味を知った上でかごめかごめの鬼の子役をして、「後ろの正面だぁれ」で振り返ったら、そこに立っている水子に祟られる、という随分怖い都市話があるんですよね。
でも、なんで「かごめ」は「水子」という意味なんだろね？
その根拠はまだ知らないんです、私。
なんでこういう話が広まったのかなぁ。

あ、あとね、一番面白そう、って思ったのが、「籠女」説。いわゆる遊女が閉ざされた見店の中で生きる境遇を嘆いて詠んだ歌がカタチを変えてわらべうたへ変化した、という説です。
子どもって大人が「隠しておきたいこと」を案外敏感に感じ取って、いつのまにか修得しちゃったりするものでしょう。そういう禁断性の中から取り出された説がやっぱり一番説得力があるんですよね。
とりあえず、今のところ私は「水子」説と「籠女」説が有力かなぁなんて思ったり。
または、かごめかごめの遊び自体がある種の霊儀式でもあるという説もあるんだって。
これは最近知りました。
本来真ん中の子って地蔵様だとか。
で、地蔵様に仏様を憑依させて、託宣を聞いたりするとか。

「鬼の子」と「地蔵様」…ギャップがあるねぇ。

あ、なんかグダグサ書き連ねてしまいましたが、要するに「かごめかごめ」の歌をイメージして描きました、ということでした！（長ぇな！）

炎・般若の面・鬼の子・彼岸花。

いつも「かごめかごめ」の歌を思い出すと、同時に上の４つのイメージも浮かびます。
またこれらをモチーフに何か描いてみたいです。

この絵はとても自由に描けた感じで楽しかった☆

ちなみに、この鬼の子は、密かに私のオリジナルっ子に格上げされております（笑）
というか、実はこの子、私が高校1年の時に作った創作キャラなのです･･･。
うちのオリジナルっ子では、2人目の”鬼”です。

一人目は「蘇芳（すおう）」。金髪赤金目の少年。

そして、この子は･･･実は名前決まってないのです。（･･･というか、キャラ設定ノートには名前あるんだけど･･･いかにも中二っぽい恥ずかしい名前なので･･･や、やめとく（爆））
･･･募集します！！！！！誰かつけてやっておくれ（´ω｀）
そんな立派に構えなくとも、気軽にどうぞ～どんなのでも歓迎します＾＾

ちなみに、この子は男でも女でもなく、半陰陽です。
彼岸花の蜜から生まれた生粋の鬼。
生まれた切っ掛け･･･孤独死した若い姫君が変化した蝶々が、一輪の彼岸花に留まり涙を落とした。
そして、彼岸花の蜜と蝶々の涙が交わったことでこの子が生まれた･･･という経緯。
また詳しい設定は次回に（゜ω゜＊）


今日はそろそろ寝ないと；
ではでは、おやすみなさーい！

そして、5～6日、たくさんの拍手どうもありがとうございました･･･！！！
こんなに頂いたのは初めてで、おっかなびっくりです･･･！とても嬉しかったです！（＞＜＊）