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【創作】化け猫【企画】


我輩は猫好きである。無類の猫好きである。
定期的に猫成分を摂取しないと禁断症状が出て、
鼻息が荒くなり、凶暴化するのである。

我輩は猫好きである。無類の猫好きである。
猫を見つけては追っかけて、逃げられ、仕舞いには引っかかれ、
その度に私は失恋したかのような切なさに身を震わせるのである(何)

我輩は猫好きである。無類の猫好きである。
けれど、たまにわんこにも浮気する時もあったりなかったり…
だって親戚の叔父さん家のミッキー(犬)が可愛すぎるのである(おいこらマテ)

とまぁいきなり似非定型詩から始めましたよ、今日の日記☆(殴)

はい、しょっぱなから「猫好きである」と宣言した通り、今回の創作は「猫」にまつわるものでございます。

最近、手ブロにてとあるブームがフィーバーしておりまして、そのブームというのが、「化け猫アイコンを擬人化しよう!企画」というものなのです。これは化け猫アイコンメーカーというサイトで各々作成した猫アイコンを元に、擬人化する…といった趣旨の企画のようです。(いえ、実のところ私もこの企画の概要はいまいちわかってないのですけれどね;他の方々の化け猫作品を見る限り、そんな感じの企画なのではないかと)
この企画の存在を知って、なんという萌えr…創作意欲を刺激する素敵な企画なのだろう!といたく萌え滾り…燃えまして…!!!!だって猫、猫ですよ!?猫を擬人化!いやん楽しそう!(☆ω☆*)しかもオリジナルですからね、ふんだんに自分の好きな要素を詰め込めるというものです(笑)

そして、つい昨日、うちの化け猫のお披露目と相成りました。

ええ、合間に版権の方で御礼絵と創作での楽描きを挟んでいる間にも滾々と化け猫の設定が降り積もっておりました(笑)毎度毎度設定だけは大量に溢れ出ます。上手く消化出来たなら御の字なのですけれど、それはもう本当に低確率のことでして(爆笑)←笑い事じゃないから!
今回も、正直なところ、設定だけで終わっちゃうかなーと思っていたのですけれど…むふ(^m^*)
おっと、その前に、まずは完成したうちのにゃんこを紹介致します。

 

はい、このコがうちの化け猫です(笑)
…えへへへへへ(←変な笑い)
もうぅぅうぅ、好きな要素詰め込みまくりでーすーよー!(笑)
まずは、「和」であること!これはさー、うん、多分周囲の大半が予想していたんじゃなかろうか(笑)私の「和」萌えっぷりは、絵をあまり描かない友人からも「お前って和を描く時の気合の入れようがハンパじゃないよな」と看破されるくらいバレバレでございました。
それにしても、幸いというか、元々イメージしていた化け猫のカラーが現在使用していたカラーパレットとほぼ被っていたという…そんなわけでそのまんまパレット変えずに済みました(爆笑)だってめんどくs(ry

とりあえず外見に詰め込んだ要素。

●全体的なカラーが青~黒。差し色で桜~紅色。この配色が好きなのである。
●オッドアイ。オッドアイは神秘的な雰囲気があって大変好みなのである。
●蓮の絵付の扇。言うまでもなく、生まれてからこの方、蓮フィーバー!というか現物も所持しております。
●胸元の結い紐。これは結い方が天皇家独特のもので、一目で帝の所有印であることがわかる…という設定込み(笑)ええ、もろ私の趣味ですよ!!!

続いて、中身に詰め込んだ要素。

――…ン?(^ω^*)

え、何か?(*゜∀゜)゛

――”中身に詰め込んだ要素”ってどういうことだお前。


やぁ、それはアレですよ、ええ…アレです…。

――アレってなんだ。アレか。例の如くアレなのかぁぁぁ!

ひぃ!そうです、例の如く暴走しちゃっ…あっ、石投げないで!( ̄д ̄;)

――しかもお前…ただの暴走で終わらせなかったな…?

ぎくりΣ(゜∀゜;)こそこそ、そろ~り…(逃げる準備)

――人様の御猫様まで巻き込んだな…?(グワシッ)←空木の襟首を引っ掴む音。

ヴニャーーーーーーッ!!!!<じたばたじたばた)゛○。○゜(ノ;゜◇゜)ノ゜゛○。○゜

…はい、そうなんです…。
例の如く、設定から妄想が溢れ出た結果、漫画にまで発展してしまいまして…。
さらに言いますと、その漫画の世界へ、人様の化け猫様まで巻き込んじゃいました☆(てへ☆(ゝωб*)b)

――「てへ☆(ゝωб*)b」じゃないわーーーーー!!!(バキィッ(殴))

ごぶぁ!(5M先まで吹っ飛ばされる空木)

はぁはぁ…騒がしくてすみません。いえ、この後に訪れた僥倖になんだかテンションが高くてですね…っ(笑)
改めまして、この化け猫企画をお披露目するとともに、漫画にてこの”化け猫”の物語を描かせて頂きました。

とにかくうちの”化け猫”の中身について、際立たせたかったのが、以下の2点。

●帝の存在
化け猫にとって唯一無二の主、そして生きる寄処(よすが)でもある存在。
帝自身もまた、己と似た孤独を抱く化け猫を妖と迫害せず、逆に慈しみ傍に置いた。

●盲目的なまでの忠義心
人と猫又の混血児である化け猫は、妖にも人にもなり切れぬ半端な存在。それでも、”悪”とされる妖の血は人々から忌み嫌われるのが世の常であった。それにも関わらず自分を拾った帝が人々から笑われぬようにと、その恩に報いる為に、勉学に励み、舞を極めた。(ええ、”舞の名手”というのも私の超趣味です(爆笑)好きなんですよ、”舞”という要素が…っ!)とにかく一途で大変な努力家。
結果、元々素直な気性も相まって、人々から”帝の御猫”と呼ばれ、聡明な帝とともに愛された。

うん、これだけの筋立てが出来上がるくらい設定がどんどこ溢れていたのだと判っていただけたと思います(Σそれ威張れない!!!)

ですが、これらの設定だけでは、どうしても漫画まではなかなか発展しづらかったのですよ。
おぼろげに、うちの化け猫の盲目的な忠義心を強調させたくて、帝の死後も”追いかけ”させるイメージはあったのですけれど…どうにも決定力な要素が思いつかなかったんですねー。
遺言として残すというのもアリなんでしょうけれど…それだと私が「もっとこう…なんかない?なんか物足りなくない?」と駄々こねてまして(笑)

そこへ!!!!!

お友達のnishihoさんが化け猫企画絵をアップされたのです!!!
その御猫様がもう美しくて、ミステリアスな雰囲気が大変魅力的でして…!
その化け猫様は此方!↓
 

もう一目見た瞬間、やはりnishihoさん独特の美しい色彩とミステリアスな雰囲気に惚れ惚れしていたのですけれど、さらにコメ欄に書かれた設定を読み進めて…。

「神託の猫」
それも、あくまでも神の御言葉を人々に伝えるという依代的な存在。

この設定でぶわーーーっと自分の化け猫と帝の最後のエピソードが溢れ出たのです。
うん、この化け猫様の存在で初めて、あの漫画の最後が決まったといえます。
自分でも吃驚するくらい、この御猫様を自然に物語に組み込めたと思います。
人様のキャラをお借りすること自体、ほとんど無いのですけれど(というかそこまで出来る能力がない)、今回は本当に自然に、この御猫様は入り込んでくれました。

なんというか、本当に自分は人様の作品に強く刺激を受けて、さらに自分の世界の中で昇華させているんだなぁと実感します。特に私の場合、nishihoさんの作品に本当に強く影響を受け、かつ刺激を受けていると思います。BAROQUE然り、デュラララ!!然り、化け猫然り。

そして、ですね…おっそろしいことに、私、妄想が滾りすぎて、その勢いのままに突っ走りまして…うっかりnishihoさん本人にお伺いを立てないまま漫画を書き進めてしまっておりました(ごふっ!!!!)いえ、nishihoさんもブログで「誰か書いてくれないかな」と呟かれていたので、大丈夫かな、と思いつつ書き進めていたのですけれど、流石にアップ時に、はたと我に返りました(爆)
そして、アップ直前に慌ててnishihoさんにお伺い立てたという…しかも事後でのお願いで…!(殴)ありがたいことに、ご快諾を頂きまして、無事お披露目となりました…!(笑)
本当にnishihoさん、私の我が儘を聞いて下さってありがとうございますううう!//////

それにしてもnishihoさんの化け猫を描いていてすっごい楽しかった…!!!(笑)
もう容姿も衣装もツボだったという(笑)もうこの御猫様を動かすのが楽しゅうて楽しゅうて…!!!!(ちょっとマテ自分の子への描写はどうなった!)とにかくこの御猫様を見た時のミステリアスな雰囲気と、やんわりと微笑むイメージを壊さないよう頑張ってみました。

本当に隅から隅まで楽しく描けた作品なのでした♪

そして、もうひとつの拘り。

この話の世界観は平安時代あたりに設定したかったので、言葉も古語にしました。
…うん、古語辞典引っ張り出してましたよ?高校時代~大学時代、重宝していた古文法の参考書が見つからなくて、本棚ひっくり返してました。未だに見つからないという。あれホントに重宝してたのに…!絶対見つけてやる…!
ともあれ、作中の古語はいんちきですので、信じないように(笑)特に文法はうろ覚えのままに書いてしまってますので、…はい。一応過去形には気を遣いましたが…どうにも敬語や謙譲語までは手が伸びませんでした。
一応古語はある程度調べましたので、そのへんはまだ大丈夫だと思います。そういや調べていて初めて知った。「廻り合わせ(めぐりあわせ)」って古語だと「廻り合わせ(たみあはせ)」と読むのですね。何やら此方の方が雅な響きがあって好きですね~。
ああ、でもあまり古語に徹底しても、閲覧する方々が読めなかったら意味がないので、ある程度は現代仮名遣いをベースにしてます(笑)いわゆるなんちゃって古語、みたいな感じで読んで頂けると幸いでございます(笑)

そして、古語辞典引っ張り出しているうちにまたも古典への熱が…!あああああ何か読みたくなってきた、古典。好きなのはもちろん平家物語が筆頭。次には梁塵秘抄とか枕草子とかが好きですね~。
ああ…でも源氏物語はどうにも苦手、でしたね(苦笑)源氏物語よりも、蜻蛉日記と大和物語あたりが好きでした。この差が何かはわからないのですけれど…ああ、登場してくる女性の心持、でしょうか?
源氏物語に出てくる女性たちは本当に様々な性格の方々が出てくるのですけれど、どうにも…結局は男を許す感じがあって…いえ、それは一夫多妻の時代でなら当たり前ともいえるのですけれど、なんでしょう…それはそれで、人間味が感じられなくてふわふわとした感じのまま終わってしまう感が拭えないんですよね(苦笑)あ、古典物語として本当に名作だとは思います、本当に。が、個人的な好みでは…というお話ですので;
その点、蜻蛉日記や大和物語は、女性メインの視点なので、とことん女性自身が己を見つめて人生を随想しているので、時に赤裸々に嫉妬とか遣る瀬無さとかが描かれています。そこに人間味が感じられて好きです。

ってまた脱線しとる!!!戻せ、戻せ!

ええと、そうそう!実はですね、今回の化け猫企画で、作中にとある有名な古典からインスパイアしております。ズバリ、「うへにさぶらふ御猫」。そう、”帝が寵愛する猫”のことです。
これは枕草子(作者:清少納言)の中の一編でして、私も好きな一編です。といっても猫がメインというよりも、その猫に食いついた犬のお話なのですけれど、なかなかジーンときます(笑)言葉の喋れぬ動物にも心はあるのだよ、というそんなお話。
この「うへにさぶらふ御猫」、という言い方がどうにもツボでして、作中の化け猫も「うへ(帝)にさぶらふ(侍る)猫」として引っ張ってきました(笑)ガッツリ「帝の御猫」をこの子の通称にさせちゃいましたからね(笑)

そんなわけで、何から何まで大変己の趣味に突っ走りました(大笑)
たっのしかったーーーーー!!!!!!

そうそう、前記事にたくさん拍手頂いておりました…!いつもありがとうございます…!//////
以下は ■ メルフォのお返事 ■にてお返事させて頂いております!下からどうぞ~。

■ 由琉さま ■

(゜ ゜ )

(; ; )ぶわ

(Ω Ω )ぶわわっ

うわああああああん!由琉さんお久しぶりです…っ!
最近、妙に由琉さんのことを思い出していたので、
メッセージを頂けて本当に嬉しかったです。
此方からは由琉さんの行方を知ることは出来なかったので、
どうしているだろうか、忘れられてしまったかな…と気になっていたのですが…。
今でも私のことを見ていてくれていたことが凄く嬉しかったです。

そして、心配してくれてありがとう。
うん…頑張りすぎて壊れないように気をつけるね…。
ほんとにいつもいつも、ありがとう。
由琉さんもご病気の方は少しでも楽になりましたでしょうか?
言葉にはせずとも、きっと色々大変だと思うけれど、どうか無理はしないでね。
私も由琉さんにいつまでも元気で過ごしていてほしいと切に思ってるよ。
良かったらまた近況とか、聞かせてもらえると嬉しいな…(><*)

改めてメッセージ 本当に嬉しかったです!うっしゃああ元気出たぁぁぁぁ!(`◇´*)ノ
由琉さんもどうか猛暑にはお気をつけてお過ごし下さいね!><*

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HN:
空木 琳
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非公開
職業:
表現者
趣味:
読書・球技スポーツ・お絵描き・寝ること・食べること(基本、本能的に生きております)
自己紹介:
気ままに絵描きスタイル。
気ままに言葉つぶやきスタイル。
気ままに本能で生きるスタイル。

それが、しあわせ。

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