徒然なる絵日記。
絵日記。
【七夕】年の緒長く 恋や渡らん
夏の匂いが日々強くなってくるので、もうウズウズしている空木です、こんばんは!
大好きな季節だよーうわほーい おいでおいでー(*´∀`)つ゛ ( ̄ω ̄*夏)))=3
今年の夏、山も海も祭りも行きたいなぁ!
あ、奈良の燈花会は確実に行きます!楽しみ、むふふ!
夏は本当に何もかもが愛しくなる(´ω`*)夏の風物詩が死んでもいいほど大好き。
そうだ!Σ(`◇´*)母方のおじーちゃんおばーちゃんにも会いに行こう。仕事についてはろくな報告出来ないのが切ないけど、プライベートではめっちゃくちゃ弾けてるZE!と報告してくるよ(笑)
そういえば、おじーちゃんおばーちゃんが眠っている墓地は結構開けていて、風情があって好きです。…や、夜は怖いから無理だけどね?夜の墓地怖いのよ!(待て)
…と、夏にやりたいことを書き連ねてみる(笑)ああ、もうなんかこれだけで幸せなんだぜ(待て)
*
さて、夏の訪れを期して、早速「七夕」絵を創作手ブロに投下してまいりました!!
自分でも中々の「サムネ詐欺」になったと大満足です!!!!!(ちゅどーーーん!)
…ええ、さむね推奨です、強くサムネイル表示のまま御覧になることをオススメ致します(爆)まぁ、織姫と彦星を隔てる天の川に橋を架けるカササギに免じて、当方の「サムネサギ(詐欺)」をお許しください(うわ、我ながら全然上手くないシャレ。笑)
けれど、描きたかった雰囲気は出せたので、絵の面でも大満足の出来でございます(´ω`*)
【七夕】年の緒長く 恋や渡らん
七夕に かしつる糸のうちはへて 年の緒長く こひやわたらん
(詠み人)凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)
(出典)古今和歌集
(訳)七夕におそなえした糸のように、何年も長く恋が続きますように
七夕をモチーフにした歌はたくさんあるのですけれど、中でもこの歌は牽牛と織女の恋物語を素朴に、可愛く歌っていて、好きです。
万葉集とか後撰和歌集とかにも七夕の歌はあるのですけれど、ほとんどは、七夕に絡んだ幻想的な舞台を取り上げて、情緒的に詠うものが多めです。そして牽牛と織女ふたりの恋を詠うものもあるにはあるんですけれど、(あくまでも私個人が感じたことですが)随分婉曲的で、なかなか歌の世界に入り込めないんですねー;(ついあれこれと古語辞典引っ張り出して、細かいところを調べてしまうのです…そしたら歌の世界どころではなくなるという(笑)その作業も面白くて楽しいんですけどね(゜ω゜*))
そんな中で、上の歌はストレートに「長くこの恋が続きますように」と願いを七夕にそなえる糸に映しているのがなんだか可愛いな、と思ったのです。
なので、今年の七夕絵に添える歌はこの歌を選びました。
(うちの七夕主役2人ともビジュアルが年若めですので、歌もそれに合わせて…(去年の七夕絵参照。笑))
そうそう、余談なんですけれどね…。
七夕の織姫(織女)ってね、結構、竜宮城の乙姫とよく混同されるんですよ。
というのも、七夕伝説ってのが奈良時代に運用された遣唐使が元で日本に入ってきたんだって。
そして、乙姫は衣装とかに唐時代文化の影響を強く受けていうるようです。浦島伝説の原型は高橋虫麻呂(奈良時代の歌人)の長歌が元で入ってきたようだし、乙姫のビジュアルが唐文化の影響を受けているのも道理かな。織姫と乙姫の衣装なんかはまるっきり同じなんだよねー奈良時代の女性衣装っぽい感じ。
およそ同時期に入ってきた七夕伝説と浦島伝説(さらに付け加えるなら羽衣伝説も)に出てくる「お姫様」が似ていることから、混同されやすいのかな、と。
そもそも”むかしばなし”って考証すればするほど、どっかしら繋がってたりするんですよね。
かぐや姫と羽衣伝説も繋がりがある!と言われてるくらいだし、七夕伝説と羽衣伝説も然り。
そのへん考証していくと大変面白いのですよ、むかしばなし(伝承モノ)。
要するに今に伝えられている日本の昔話は同じひとつの伝承から派生して作られるものもたくさんあったんだなぁって大学の講義で知って感銘を受けました。
創造の世界って、無限だよねえ。そんで、ロマンだぁ。
そして、絵の制作手法についてもちょっとだけ。
いえ、実は結構、詐欺だろおおおおお!的な裏技使ってます、ええ、もう思いっきり(爆笑)
だからこそ、この短期間(2日間)でこの七夕絵を仕上げられたのです。
いやぁ、版権の方で企画とかには遅刻しっぱなしな不届き者の私ですが、七夕だけは去年に引き続き、きっかり7月7日に完成させられて満足(^ω^*ほくほく
その制作過程については下の ■ 七夕絵 メイキング ■ に突っ込んでおきますので、興味がありましたら、どうぞ~☆
はい、そんなわけで、以降はメイキングらしくないメイキングをおっ始めまーす(待て)
【第1段階】
まず、こちらの画像を御覧下さい¢(。。*)
(クリックすると原寸大が出ます。是非そちらを見てみてくださいませ)
下地は黒の全体塗り潰し。
その上から■0066ff ■003399 ■006699 ■73a6d9 ■73a6ff な感じの色&様々な太さのペンでランダムにスコココココンスコココンコココ――――ン☆と散りばめていきます。
すごくどうでもいい余談なんですが、この時、あまりにもペンの音がうるさかったのか、親から「うるせえええええ!」と怒られました(;ω;`)ウッウッ、ヒデェヨ…ガンバッテルノニ
そして、出来上がったこの絵。
はい、この時点では何の絵だかわかりませんよね!ええ!
ここからです、詐欺…じゃなかった、裏技は!!!!
ズバリ、手ブロの新ウラ技機能を活用!!!
そうなんです、手ブロの新ウラ技にはですね、「分割機能」というものがあります。(編集画面で SHIFT+R を押すと絵が4分割になります)
これを駆使して、上の点描だけの絵を分割させました。
(クリックしたら原寸大が見れます)
ちなみに、これは SHIFT+R を2回押して、16分割しています。
最初の大ざっぱな点描が縮小されて、色味もいい具合に落ち着きました。
この絵で出来上がった点描を「天の川」の下地にします!!!(`・ω・´*)
黒~紺を中心に、基本半透明(濃度50%)のみで、ちょいちょい塗り潰します。(夜空の暗い部分)
そして、適当に青~水色+紫~黄色などの明るい色で大きめの星を打ち込み。
これまたスコココココンスコココンコココ――――ン☆と…。
さらに激しくどうでもいい話ですが、この時点で親は諦めました(ひゃっほー(゜∀゜))
そんなこんなで、こうなりました。↓
なかなか天の川っぽくなったんじゃないかな、と。
もっと輝きを入れたかったのですが、これ以上星を描き入れると、どうも、なんだか怖くてですね(汗)
ここまで描きこんでしまうとね、万が一、星をさらに入れた時に(あ、失敗だ、直そう)と思ってしまったら、取り返しがつかなさそうなもので…この時点で逃げてしまいました。
これはレイヤーが無い故の恐怖(一応テンプレにしておくという保身はありましたが、それにしたって描き直すのは面倒くさい!!!笑)
そして、さらに、この絵の上から、織姫とカササギ、彦星(光)を描き入れました。
これはスルッと早々に仕上げられました(笑)うん、もうひたすら天の川に力入れてましたよ…。
イメージとしては、カササギが架ける橋に乗って、織姫の下へ舞い降りてゆく彦星。
ちなみに、カササギ、本当はこんなに白くありません。
結構黒めの部分が多い鳥なんですのよ。
サギっていうくらいだから、私も最初は白かな?と思っていたんですけどね。
でも、この絵、黒の部分が多いでしょう…カササギを忠実に描いちゃったら、どうもね、見えにくいんですよ(笑)
なので、もう鳥も光らせよう!と思って、白サギにしました(苦笑)
けれど、絵面として、これは正解だったと思うんだ…。
はい、そんなわけで、メイキング終了!
いやー天の川をどうやって表現しようか、と考えていたんですけどね、ポンッとこのウラ技が思い浮かんで…。
「あれ?もしかしたらこのウラ技使えるんじゃね!?いけるんじゃね!?」と滾りまして!
この試みは、無事成功、に落ち着けたかな?(^^*)
他にもこのウラ技を天の川に使ってる人いるかな?って何となく手ブロで探してみたんですが、私が確認できたものでは一人もいなかった!これ、ちょっと自慢!!!(笑)
一方で、素晴らしい色彩で天の川を描かれている人がいーーーーっぱいおられていて、その点で凹みはしましたが!!!(笑)
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