徒然なる絵日記。

この記事のタイトルにもありますように、3月11日に大規模の地震がありました。
これを引き金に、新たな地震も各地で起こっていて、被災された方々も、私も含め西日本の方々も心穏やかではいられぬ長い1日が過ぎていきます。特に、被災地・周囲の地域では、今でも大きな余震は続いていて、津波警報も注意報もまだまだ油断ならない状況ですね…。

私は関西在住でしたので、無事でした。
ですがなんというか、やはり動揺していました。
サイトのブログで無事報告をすることすら吹っ飛んで、ひたすらついったとネット、ニュースで情報を漁り、関東・東北地方にいる友人たちへの安否確認に必死でした。ほんとうに、必死だった。
阪神大震災の時の記憶がフラッシュバックして、完全にパニクってました。
…後から友人たちに送ったメールを読み返して、「お前コレ電報か何かか！」と突っ込みたくなるような、マジで焦った文面でした…落ち着けオレ…！！！（￣□￣；）
幸い、大半の友人から無事報告を頂けまして、本当にホッとするばかりでした。

改めて、11日の地震直後…本当に大変でした。
うちの会社はビル管理と安全に関わる業種でして、地震直後、一斉に忙しくなりました。ひっきりなしに鳴る電話、現地担当把握、うちの会社が扱っている大型製品の異常を捕捉…緊急出勤する業者さんたち、そして、私を含めバックアップに務める内勤社員たち。
各地から自動復旧システムが正常に起動するサインが届くたびにどれだけホッとしたことか。
日々何気なく使用したり乗ったりしている機械はすべて多くの部品と微妙な調整によって保たれているものなんですね。もちろん幾度もの改良を重ねているけれど、異常は想定外のところで起きるもの。
だから、本当に製品が正常に、安全に、作動するたびほっとします。こういう時なら尚更。
お客様にとってうちの会社の存在意義はまさにこういう時こそより活きるのだと、思いました。
この日は、現段階である程度バックアップできるものはやって、帰りにつきました。
（でも業者さんたちはまだまだメンテや緊急パトロールで残っていました。本当に本当にお疲れさまです…！）
その間にもついったでなんとか状況把握に努めましたが、たくさんのＲＴ情報が回ってきていて、ただただ現地の凄惨さが伺えるばかりで、とても怖かったです。

帰宅後は改めてニュースとネットで情報を確認して、呆然とするばかりでした。
とにかく、自分に出来ることはないかと思った末、ツイッターで自分なりに必要と思われる情報ツイートを厳選して拡散させて頂いておりました。
やっぱりね、避難場所とか地震の予報とかも大事だと思うけれど、どう見てもついった上に溢れまくってるから、これ以上似た情報の水増しするよりは、ちょっと和むような、ほっとするような情報も回したいって思いまして、そういったツイートも拡散させて頂いておりました。本当に、悪いことばかりではないの。いいニュースも希望の欠片もいっぱいそこかしこにひっそりと、ちゃんと咲いてた。例えば「地震に怯えていた幼稚園の弟に絵を描いてあげたら、笑ってくれた。こんな時でも、紙とペンで笑顔を作れるんだ」「仙台で取り残された６００人の児童が助けられたニュース」とかね…こんな時だからこそ少しでも心慰められたらいいなぁと、切に思います。

どうにもこうにも、何気に昨日今日と混乱していた私ではありますが、ようやく落ち着いてきましたので（というより、自分の言葉で喋る気力が出てきた、というほうが正しいかも）、ここに自分の無事報告を伝えに参りました。

無事だったとはいえ、被災された方々、影響を強く受けた方々の戦いはこれからも続くことを思えば、本当に何か出来ることはないかと強く思います。
友人達を含め、被災された方々、本当に少しでも早く心と体の傷が癒えることを深くお祈りいたします。
どうか、ご無事で、笑顔が戻りますように…！